特許
J-GLOBAL ID:200903023746731030

車両の出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-316337
公開番号(公開出願番号):特開平5-149162
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 フィードバック制御をすることにより、旋回制御における制御特性を向上する。【構成】 車両の出力制御装置では、車速Vから目標横加速度GY を、目標横加速度GY から目標前後加速度GX を、目標前後加速度GX から基準駆動トルクTB を求めている。そして基準駆動トルクTB と要求駆動トルクTD を一定の割合で加えて目標駆動トルクTOCを得ており、機関の出力トルクが目標駆動トルクTOCになるよう制御する。フィードバック制御回路200では、目標車速V0 と実際の車速Vとの差である車速偏差DVFBを求め、車速偏差DVFBを無くするフィードバックトルクTFBを求める。このフィードバックトルクTFBを加味して目標駆動トルクTOCを得る。
請求項(抜粋):
運転者による操作とは独立に機関の駆動トルクを低減させるトルク制御手段と、操舵軸の旋回角を検出する操舵角センサと、車両の速度を検出する車速センサと、機関の回転数を検出する回転数センサと、アクセル開度を検出するアクセル開度センサと、前記操舵角センサ及び車速センサからの検出信号に基づいて前記車両の横加速度を演算し且つこの横加速度に応じた目標前後加速度を求め更に目標前後加速度の大きさに応じた基準駆動トルクを算出する基準駆動トルク演算手段と、前記目標前後加速度と車速センサで検出した車速とを基に1フィードバック制御期間後の目標車速を求め且つ1フィードバック制御期間前に求めた目標車速と現在の車速との差である車速偏差を求め更に車速偏差の大きさに応じたフィードバックトルクを1フィードバック制御期間毎に求めて出力するフィードバック制御回路と、前記回転数センサ及びアクセル開度センサからの検出信号に基づいて要求駆動トルクを求める要求駆動トルク演算手段と、あらかじめ決めた採用割合を乗じた基準駆動トルクと前記採用割合を乗じたフィードバックトルクと1から前記採用割合を減算した値を乗じた要求駆動トルクとを加算して目標駆動トルクを算出する目標駆動トルク演算手段と、前記機関の出力トルクが前記目標駆動トルクとなるように前記トルク制御手段を制御する電子制御ユニットとを具えたことを特徴とする車両の出力制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/04 310 ,  F02D 45/00 330
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-258935
  • 特開平2-042147

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