特許
J-GLOBAL ID:200903023762945920
ポリプロピレン系多孔質繊維およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-311309
公開番号(公開出願番号):特開平5-125667
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 各種の吸着物質に対応できる優れた耐薬品性を有し、比表面積や空隙率が大きく、かつ、表面開孔率が大きい上に、通常の繊維機械で加工できるポリプロピレン多孔質中実繊維の提供【構成】 メルトフローレートが0.5〜9g/10分のポリプロピレン系樹脂100重量部と、パラフィンワックス30〜300重量部とを溶融下で混合する。次いで、この混合物を押出機に投入してドラフト率400以下で溶融紡糸して未延伸繊維を製造する。得られた未延伸繊維を延伸温度60〜120°C、歪速度400%/分以下の条件下で延伸倍率1.4〜4.5倍で延伸する。この後に、延伸された繊維に熱処理を施した後、パラフィンワックスを溶剤で抽出除去する
請求項(抜粋):
メルトフローレートが0.5〜9g/10分のポリプロピレン系樹脂からなる繊維本体と、前記ポリプロピレン系樹脂と溶融下でパラフィンワックスを混合し、ドラフト率400以下で押出機で溶融紡糸して、延伸,熱処理後に前記パラフィンワックスを除去することにより形成される多数の細孔とからなり、前記繊維本体の比表面積が20m2 /g以上で、前記繊維本体に対する前記細孔の比率が20%以上で、前記繊維本体のデニールが50以下であることを特徴とするポリプロピレン系多孔質繊維。
IPC (6件):
D06M 13/02
, D01D 5/08 109
, D01F 6/06
, D01F 6/46
, D02J 1/22
, D06M101:18
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭52-015627
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特開平2-270907
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特開平2-084531
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