特許

J-GLOBAL ID：200903023764087491

直噴火花点火式内燃機関

発明者： 神宮 宣久 ,  伊藤 徹
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 笹島 富二雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-349074
公開番号（公開出願番号）：特開平11-182331
出願日： 1997年12月18日
公開日（公表日）： 1999年07月06日
要約：

【要約】【課題】直噴火花点火式内燃機関における最適な吸気弁配置を提供し、均質燃焼と成層燃焼を共に良好に行なわせることができるようにすること。【解決手段】燃焼室4内に直接燃料を噴射供給可能な燃料噴射弁1と、点火栓2が設けられる。また、燃焼室4には2つの吸気ポート8が接続される。そして、該2つの吸気ポート8に介装される両吸気弁6間の最小距離をXmmとしたときに、X≧4mmとなるように配置する。また、両吸気弁6の下面6Aの中心点aを結ぶ直線上における吸気弁6とシリンダ内周壁又はシリンダヘッド側燃焼室内周壁(Z)との距離をYmmとしたときに、Y≧3mmとなるように配置する。このようにすると、均質燃焼時において、良好な空気流動を形成できるので、燃料の気化を十分促進でき、以って吸気冷却効果による吸入空気量の向上を図れる。また、成層燃焼時において良好な空気流動を形成できるので、燃焼を活性化でき、軸トルクの向上を図れる。

請求項（抜粋）：

1気筒当たりに2つの吸気ポートを備え、燃料噴射弁の噴孔を、該2つの吸気ポート間で、ピストン移動方向から見たときに吸気弁下面の中心点を結ぶ線よりシリンダ内周壁側に配設するようにした直噴火花点火式内燃機関において、両吸気弁間の最小隙間をXmmとしたときに、X≧4となるように構成されたことを特徴とする直噴火花点火式内燃機関。

IPC (4件)：

F02F 1/42 ,  F01L 1/00 ,  F02B 23/10 ,  F02M 61/14 310

FI (4件)：

F02F 1/42 F ,  F01L 1/00 A ,  F02B 23/10 Z ,  F02M 61/14 310 A

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 筒内噴射エンジン
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-209573   出願人：ヤマハ発動機株式会社
• 過給機付きエンジン
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-240608   出願人：マツダ株式会社
• 特開昭63-113117
  
• 特開昭63-113117