特許
J-GLOBAL ID:200903023764732800

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291407
公開番号(公開出願番号):特開平11-123910
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 空気入りタイヤのブロックに横サイプを設けた場合に、タイヤの回転方向を問わず、タイヤ回転接地時に当該ブロックのヒール・アンド・トゥ摩耗を防止できる空気入りタイヤを提供することを課題とする。【解決手段】 ブロック18に設けられた横サイプ20は、幅(w)方向においてブロック18の半分からブロック端面18a側に横サイプ20aと、半分からブロック端面18b側に横サイプ20bとに分かれている。横サイプ20a、20bはそれぞれの波状部分24、26が周(p)方向において凹凸が反対に形成されているため、ブロック18の回転接地時に前記波状部分24、26において先端部18c、18dが当接し、回転方向に拘わらずブロック18の剛性を高める。したがって、先端部18a、18bの倒れ込みを抑制し、ヒール・アンド・トゥ摩耗を防止する。
請求項(抜粋):
円筒状トレッドの周方向に沿って形成された主溝と前記主溝と交差する方向に形成されたラグ溝とによって複数に区画されたブロック状陸部を有し、前記ブロック状陸部に実質的にタイヤ幅方向に延びる少なくとも1つのサイプを備える空気入りタイヤであって、前記サイプは、当該ブロック状陸部の深さ方向において、トレッド表面側に直線状に形成された直線部分と、前記トレッドの周方向を回転方向によってそれぞれ第1周方向と第2周方向と規定した場合にブロック状陸部の内側に第1周方向に凸の第1凸部と第2周方向に凸の第2凸部とを少なくとも有する波状部分とを備え、前記ブロック状陸部の深さ方向においてトレッド表面側に前記第1凸部、サイプ底部側に第2凸部を備える第1波状部分と、トレッド表面側に前記2凸部、サイプ底部側に第1凸部を備える第2波状部分とをサイプ長手方向において異なる位置に備えることを特徴とする空気入りタイヤ。
FI (2件):
B60C 11/12 A ,  B60C 11/12 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 空気入りタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-129969   出願人:横浜ゴム株式会社
  • 特開平4-215506

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