特許
J-GLOBAL ID:200903023764770949

ジッタ抑圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048571
公開番号(公開出願番号):特開平9-247118
出願日: 1996年03月06日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】同期伝送網から非同期伝送網にデータを送出する際の、バイト・スタッフに基づくクロックのジッタを十分に抑圧可能な、ジッタ抑圧回路を提供する。【解決手段】書き込みクロック発生部1で、同期伝送網の主信号情報のみに対応する書き込みクロックを発生して、バッファメモリ2に主信号情報を格納し、バイト-ビット変換部3で、バイト・スタッフ信号からビット・スタッフ動作の間隔を均等化したビット・スタッフ信号を発生し、同期クロック生成部6で、同期伝送網クロックに同期した高速クロックを生成し、ビット・スタッフ部4で、高速クロックからビット・スタッフ周期で分周比が変化する可変分周クロックを発生しオーバーヘッド位置をマスクして生成した読み出しクロックで、バッファメモリ2から読み出してビット・スタッフを行ない、平滑化部5で、この読み出しクロックでオーバーヘッド位置のクロックを平滑化して非同期伝送網データを出力する。
請求項(抜粋):
非同期伝送網からの主信号データにバイト・スタッフを行って同期伝送網のフレームを形成して転送された同期伝送網の信号から、該同期伝送網のフレームを解いて前記主信号データを取り出して非同期伝送網へ送出する際に、前記バイト・スタッフに基づいて生じる非同期伝送網のクロックのジッタを抑圧するジッタ抑圧回路において、同期伝送網の連続クロックからオーバヘッド信号に対応する位置のクロックをマスクするとともに、受信データ中のバイト・スタッフ信号によってポジティブ・スタッフまたはネガティブ・スタッフを行って、受信データ中の主信号情報のみに対応する書き込みクロックを発生する書き込みクロック発生部と、該書き込みクロックによって前記主信号情報を格納するバッファメモリと、前記バイト・スタッフ信号に基づいてビット・スタッフ動作の回数を一定時間内の移動平均によって平滑化するビット・スタッフ信号を発生するバイト-ビット変換部と、前記同期伝送網の連続クロックに同期した高速クロックを生成する同期クロック生成部と、可変分周部を備え、前記高速クロックから前記ビット・スタッフ信号の周期で分周比が変化する可変分周クロックを発生するとともに、該可変分周クロックにおけるオーバーヘッド信号に対応する位置のクロックをマスクした読み出しクロックを発生するビット・スタッフ部と、該読み出しクロックによってビット・スタッフを行って前記バッファメモリから読み出されたデータを書き込み、オーバーヘッド位置のクロックの歯抜けの平滑化を行って非同期伝送網データを出力する平滑化部とを備えたことを特徴とするジッタ抑圧回路。
IPC (3件):
H04J 3/07 ,  H04J 3/00 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04J 3/07 ,  H04J 3/00 U ,  H04L 7/00 A

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