特許
J-GLOBAL ID:200903023765653466

除湿乾燥装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-036504
公開番号(公開出願番号):特開平9-225250
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 簡易な送風システムにより回転型除湿用素子による室内の除湿・乾燥処理や回転型除湿用素子の再生処理を効率良く行ない、装置全体の小型化及びコストの低下を図り、室内の暖房を行なえるようにする。【解決手段】 ケース本体1内を吸込口2Aに連通する一次ゾーン3Aと、吹出口2Bに繋がる三次ゾーン3Cと、この三次ゾーンと一次ゾーンと隣接する二次ゾーン3Bとに分割する。送風機21にてケース本体内に室100内の空気Aを吸込口から順に一次ゾーン、二次ゾーン及び三次ゾーンを経て吹出口へと循環させ、二次ゾーンを通過して三次ゾーンへ至らせられる空気中の水分を円筒状の回転型除湿用素子31の除湿処理部位31Aに接させて吸着し除湿・乾燥させる。この乾燥空気Bを三次ゾーンへ至らせて加熱し、この暖房用空気Eを吹出口から室内に排出するとともに、回転型除湿用素子の熱回収処理部位31Cにて熱回収され加熱された再生用空気Cを乾燥・暖房用切換えダンパ48にてケース本体内の三次ゾーンに至らせて吹出口から排気させる。
請求項(抜粋):
室内側に対面する前面部に吸込口と吹出口とが設けられたケース本体内を、少なくとも前記吸込口に連通する一次ゾーンと、前記吹出口に繋がる三次ゾーンと、この三次ゾーンと前記一次ゾーンと隣接する二次ゾーンとに分割するとともに、前記ケース本体内に室内の空気を前記吸込口から順に一次ゾーン、二次ゾーン及び三次ゾーンを経て前記吹出口へと循環させる遠心送風型の送風機からなる送風手段と、前記二次ゾーンを通過して三次ゾーンへ至らせられる空気と接して、この空気中の水分を吸着して乾燥する円筒状の回転型除湿用素子からなる除湿・乾燥手段と、前記二次ゾーンから三次ゾーンに至る途上の空気の一部を前記乾燥・除湿手段の回転型除湿用素子に通過させて熱回収を行なう熱回収手段と、この熱回収手段にて熱回収された空気を加熱しUターンさせて前記回転型除湿用素子に再生用空気を再通過させる再生手段と、この再生手段による再生後の空気を外部に排気する排気手段と、前記一次ゾーンから二次ゾーンに至る途上の空気を外部に排気する換気手段と、前記熱回収手段にて熱回収され加熱された再生用空気を前記三次ゾーンに至らせて前記吹出口から排気させる乾燥・暖房切換え手段とを具備し、前記一次ゾーンと二次ゾーンとの間に前記強制循環機構が配される防湿雰囲気をなす四次ゾーンを設け、この四次ゾーンに電装ボックスを配したことを特徴とする除湿乾燥装置。
IPC (3件):
B01D 53/26 101 ,  F26B 9/02 ,  F26B 21/00
FI (3件):
B01D 53/26 101 B ,  F26B 9/02 A ,  F26B 21/00 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-099630
  • 加除湿機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-204743   出願人:松下電器産業株式会社
  • 乾式除湿装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-012271   出願人:株式会社神戸製鋼所
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