特許
J-GLOBAL ID:200903023775096476

目移し機構を備えた横編機およびその目移し方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-124685
公開番号(公開出願番号):特開平11-323703
出願日: 1998年05月07日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】上部補助ベッドから下部ニードルベッドへの目移し時、編目ループにかかる負担を大きくすることなく好条件な目移しを行う。【解決手段】上面に形成された溝内に編針を進退動自在に保持してなる前後一対の下部ニードルベッドを有し、そのいずれか一方又は双方の下部ニードルベッドが他方のニードルベッドに対し左右移動可能に構成され、少なくとも一方の下部ニードルベッド上に、その上面に形成される溝内に編針またはトランスファージャック等の目移し部材を進退動自在に保持する上部補助ベッドを備えた横編機で目移し部材から編針への目移し時、編目ループ内へ編針のフック背面部が進出する時に目移し部材に係止される編目ループが編針のフックの背面側に移動する方向へ目移し部材を移動させ、編目ループ内へ編針のフック表面部が進出する時に目移し部材に係止される編目ループがフックの表面側に移動する方向へ目移し部材を移動させる。
請求項(抜粋):
上面に形成された溝内に編針を進退動自在に保持してなる前後一対の下部ニードルベッドを有し、そのいずれか一方又は双方の下部ニードルベッドが他方のニードルベッドに対し左右移動可能に構成され、少なくとも一方の下部ニードルベッド上に、その上面に形成される溝内に編針またはトランスファージャック等の目移し部材を進退動自在に保持する上部補助ベッドを備えた横編機において、目移し用部材に係止される編目ループ内に下部ニードルベッド上の編針が進出する際に、目移し用部材に係止される編目ループが前後ニードルベッド間の歯口中央線よりも若干進出した進出位置へと目移し部材を進出させる第1aカム面と、第1aカム面とキャリッジ進行方向において連続して設けられ、第1aカム面により進出位置に進出された編目ループを進出位置から後退させる第1bカム面と、キャリッジの進行方向において前記第1aカム面および第1bカム面と異なる位相に設けられ、目移し用部材に係止される編目ループが歯口中央線より若干後退した後退位置へと目移し部材を後退させる第2aカム面と、第2aカム面とキャリッジ進行方向において連続して設けられ、第2aカム面により後退位置に後退された編目ループを後退位置から進出させる第2bカム面が形成される目移し部材進退制御カムと、上部補助ベッドからその下方に位置する下部ニードルベッドへ目移しする際に、第1aカム面により編目ループが進出位置へと移動された時に編針のフック背面部を編目ループ内に進出させ、第1bカム面により編目ループが進出位置から後退された時に編針のフック表面部を編目ループ内に進出させ、編目ループを係止している目移し部材が設けられる側の上部補助ベッドから、その下方に位置する下部ニードルベッドに対向する下部ニードルベッドへ目移しする際に、第2aカム面により編目ループが後退位置へと移動された時に編針のフック背面部を編目ループ内に進出させ、第2bカム面により編目ループが後退位置から進出された時に編針のフック表面部を編目ループ内に進出させる編針進退機構を有することを特徴とする目移し機構を備えた横編機。
IPC (2件):
D04B 7/00 102 ,  D04B 7/10
FI (2件):
D04B 7/00 102 ,  D04B 7/10

前のページに戻る