特許
J-GLOBAL ID:200903023776022859

果糖濃度センサおよび果糖濃度測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-028738
公開番号(公開出願番号):特開2003-227811
出願日: 2002年02月05日
公開日(公表日): 2003年08月15日
要約:
【要約】【課題】 操作が容易で低価格の実用的で、高選択性、高感度の果糖センサを提供する。【解決手段】 果糖濃度センサとして、金-システアミン(Au-S)結合を利用してフルクトース・デヒドロゲナーゼ(FDH)を固定化した金電極(12)と、白金の対向電極(11)と、メディエータとしてのコバルト・フェナントロリン錯体(Co(phen)3 2+)溶液5を用いる。好ましくは、さらに参照電極として、Ag/AgCl電極13を用いる。Co(phen)3 2+は、調整が容易であり、可逆的な酸化還元が可能であり、酸化還元電位が比較的低電位でフェナントロリンを配位子とする他の金属錯体の中で最も低いという利点を持つ。酸化還元電圧が低いと、実試料の中に共存するアンコルビン酸などの干渉物質の影響を受けにくく、容量電流のバックグランド電流が小さくなるので、高選択性、高感度な果糖濃度センサの作製が可能となる。
請求項(抜粋):
金-システアミン(Au-S)結合を利用してフルクトース・デヒドロゲナーゼ(FDH)を固定化した作用電極と、対向電極と、メディエータとしてのコバルト・フェナントロリン錯体とを有する果糖濃度センサ。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/327
FI (6件):
G01N 27/46 338 ,  G01N 27/30 353 R ,  G01N 27/30 353 J ,  G01N 27/46 336 B ,  G01N 27/30 353 A ,  G01N 27/30 353 B

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