特許
J-GLOBAL ID:200903023779455896

タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 政名
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-179762
公開番号(公開出願番号):特開平5-024408
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ベルト層に埋設のスチールコードにおいて、コード素線間の空隙面積が最小で、コード外側の包絡面及び屈曲部脇の隙間から内側径断面三角形状の包絡面とがゴムで密接状に覆われ一体的に結合し、コードとゴムとの結合性を高め、耐久性が高く、品質が均一なタイヤをうる。【構成】 ベルト層2における撚り本数3〜5本のスチールコード3において、1又は2本の素線からなる芯線4と、螺旋状に撚合わした2〜4本の素線からなる側線5とで構成され、芯線は偏心した小さな螺旋状態を保ち、側線は芯線の偏心差以上に偏心した大きな螺旋状態を保ち、そして芯線と側線の1本以上の素線が螺旋方向に沿い繰返される屈曲部6,7を有し、且隣合う屈曲部と素線部分間に隙間を形成し、芯線4と側線5更らに側線の各素線同士相互に密接状に隣合い、コード3における外側の包絡面及び屈曲部脇の内側径断面三角形状の包絡面とがゴムで密接状に覆われ一体的に埋設される。
請求項(抜粋):
ベルト層に埋設状のスチールコードが、3本乃至5本の素線で撚合わされて、1本又は2本の素線からなる芯線と、この芯線に軸線方向に螺旋状に撚り合わした2本乃至4本の素線からなる側線とで構成され、芯線はその素線中心軸線がコード軸線から偏心した軸線方向に小さな螺旋状態を保ち、側線はその各素線中心軸線がコード軸線から前記芯線の偏心差以上に偏心した軸線方向に大きな螺旋状態を保ち、そして芯線と側線の素線の内の1本以上の素線が螺旋方向に沿い繰返される屈曲部を有し、前記芯線と側線の隣り合う素線同士が径断面三角形状に隣接し且つ隣り合う屈曲部と素線部分との間における隙間を残して、芯線と側線さらに側線の各素線同士で相互に密接状に隣り合っており、このコードにおける外側の包絡面および前記隙間から内側の径断面三角形状の包絡面がともにゴムで密接状に覆われて一体的に埋設されていることを特徴とするタイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/00 ,  B29D 30/06 ,  D07B 1/06
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-250482
  • 特開昭61-075886
  • 特開平2-307994
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