特許
J-GLOBAL ID:200903023781005660

グローバルポジショニング衛星受信機の感度を増大させる方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-569250
公開番号(公開出願番号):特表2002-524744
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2002年08月06日
要約:
【要約】【課題】 グローバルポジショニング衛星受信機の感度を増大させる方法および装置【解決手段】 一つの実施形態ではGPS信号の幾つかのコード期間にわたるコヒーレント積分を与えることにより、また第2の実施形態では相関プロセッサ(507)からの時間領域から周波数領域への変換を行うことによるGPS受信機(400、500、600、700)に高められた感度を与える方法および装置。幾つかのコード期間にわたってコヒーレント積分が行われる場合には、CDMAセルラー電話基地局は受信機がGPS信号の取得プロセスを始める前にGPS時間を測定できるような情報を送信できるようにするという利点が得られる。もしGPS受信機(400、500、600、700)が、既知のビットパターンがGPS衛星からの送信以内の特定の回数で送信されるということを利用するならば、積分は1ビット以上のコード期間を含めるように拡張することができる。もし基地局が範囲内に無いならば、1コード期間にわたる相関を統一する相関器(507)からの出力を用いて周波数領域変換プロセッサ(511)への離散時間領域へ入力された値を生成させる。変換プロセッサ(511)からの出力は特定の衛星からの信号およびローカル的に発生させた信号と受信したGPS信号とのオフセットの存在を示す。
請求項(抜粋):
GPS受信機の感度を向上させるための方法において、 a)GPS衛星からのGPS信号を受信し、 b)受信機がGPS時間への同期のためのソースを有するか否かを決定し、 c)複数のコード期間の境界を決定し、 d)複数のコード期間のそれぞれの間に特定の衛星に関係する特定のコードで符号化された受信GPS信号中の電力量を決定し、 e)GPS時間への同期のためのソースが存在する場合には、 1)各コード期間中に受信された電力を合計して、複数のコード期間の合計にわたる総積分電力を決定し、 2)総積分電力がしきい値よりも大きい場合には信号が特定の衛星から受信されたことを決定し、 f)GPS時間への同期のためのソースが存在しない場合には、 1)複数のコード期間のそれぞれの間に特定の衛星に関係する特定のコードで符号化された受信GPS信号中の電力において時間領域から周波数領域への変換を実行し、 2)周波数領域中の周波数の任意の1つ中の電力量が予め定められたしきい値より大きいか否かを決定するステップを含む方法。
Fターム (6件):
5J062AA08 ,  5J062BB01 ,  5J062CC07 ,  5J062DD12 ,  5J062DD14 ,  5J062FF01
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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