特許
J-GLOBAL ID:200903023783097228

光拡散性ポリカーボネート樹脂積層体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-237207
公開番号(公開出願番号):特開2006-289938
出願日: 2005年08月18日
公開日(公表日): 2006年10月26日
要約:
【課題】表層に高濃度紫外線吸収剤を含有するポリカーボネート樹脂積層体において、より少ない紫外線吸収剤の添加で初期着色がなく、押出成形時の紫外線吸収剤の揮散を抑え、経済性と耐候性に優れた光拡散性ポリカーボネート樹脂積層体の提供。【解決手段】 ポリカーボネート樹脂(A)層の少なくとも一方の面に、高濃度紫外線吸収剤を含有させたポリカーボネート樹脂(B)層を吐出量から算出した片面当たりの平均厚みが20〜100μmとなるように共押出によって積層させた積層体であって、少なくとも(A)層にアクリル系光拡散性微粒子を含有させ、紫外線吸収剤濃度が、(A)層と(B)層の界面近傍において、特定の濃度勾配を持った光拡散性ポリカーボネート樹脂積層体(C)。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポリカーボネート樹脂(A)層の少なくとも一方の面に、高濃度紫外線吸収剤を含有させたポリカーボネート樹脂(B)層を吐出量から算出した片面あたりの平均厚みが20〜100μmとなるように共押出によって積層させた積層体であって、少なくとも(A)層にアクリル系光拡散性微粒子を含有させ、紫外線吸収剤濃度が、(A)層と(B)層の界面近傍において、下記式(1)を満足する濃度勾配を持った光拡散性ポリカーボネート樹脂積層体(C)。 15X0.2≦Y≦15X0.5 (1) (式中、Xは、(B)層の最表層から10μm深さまでの平均紫外線吸収剤濃度に対し、±10%の紫外線吸収剤濃度である層厚み(μm)であり、Yは、(B)層の最表層から10μm深さまでの平均紫外線吸収剤濃度に対し、-10%から、(A)層の平均紫外線吸収剤濃度に対し、+10%の紫外線吸収剤濃度まで傾斜的に濃度勾配を有する層厚み(μm)である。)
IPC (2件):
B32B 27/36 ,  G02B 5/02
FI (2件):
B32B27/36 102 ,  G02B5/02 B
Fターム (25件):
2H042BA02 ,  2H042BA12 ,  2H042BA15 ,  2H042BA16 ,  4F100AK25A ,  4F100AK25H ,  4F100AK45A ,  4F100AK45B ,  4F100BA02 ,  4F100BA16 ,  4F100BA44B ,  4F100CA07B ,  4F100DE01A ,  4F100DE01H ,  4F100EH20A ,  4F100EH20B ,  4F100EH202 ,  4F100GB07 ,  4F100GB32 ,  4F100JA07A ,  4F100JA07B ,  4F100JD09B ,  4F100JN30A ,  4F100YY00A ,  4F100YY00B
引用特許:
出願人引用 (6件)
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