特許
J-GLOBAL ID:200903023785300870

マシニングセンタによる加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  篠崎 正海
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-257119
公開番号(公開出願番号):特開2008-073813
出願日: 2006年09月22日
公開日(公表日): 2008年04月03日
要約:
【課題】5軸制御マシニングセンタに適用でき、マシニングセンタの変形を補償しながら高精度に加工を進めることができる切削加工方法を提供すること。【解決手段】5軸制御マシニングセンタが、主軸3に装着されて被測定物の3次元の位置を測定するプローブ10と、テーブル7に固定されてプローブ10により位置を測定される基準ブロック8と、工具長を測定する工具測定装置9とを具備する。切削加工方法が準備工程と加工工程とを含み、準備工程において、プローブ10が基準ブロック8の初期位置を測定し、加工工程において、1つの工具による加工が終わる度毎に、プローブ10により基準ブロック8の位置を測定して初期位置との差を算出し、その差に基づいて、2本の回転送り軸、工具測定装置9、及びワークのそれぞれの位置データを補正する。【選択図】図6A
請求項(抜粋):
直交する3本の直線送り軸(X,Y,Z)及び2本の回転送り軸(A,C)を有する5軸制御マシニングセンタ(1)により、複数の工具の1つを前記マシニングセンタの主軸(3)に順次装着してテーブル(7)に載置されたワーク(W)の切削加工をNCプログラムの指令に従って行う切削加工方法において、 前記5軸制御マシニングセンタ(1)は、その自動工具交換装置により前記主軸(3)に装着されて被測定物の3次元の位置を測定するプローブ(10)と、前記マシニングセンタのテーブル(7)に固定されて前記プローブ(10)により位置を測定される基準ブロック(8,108)と、工具長を測定する工具測定装置(9,109)とを具備し、 該切削加工方法が、1回実施される準備工程と、前記複数の工具の中の1つが前記主軸(3)に装着される度毎に実施される加工工程とを含んでなるものであり、 前記準備工程において、前記プローブ(10)が前記基準ブロック(8,108)の初期位置を測定し、 前記加工工程において、1つの工具による加工が終わる度毎に、前記プローブ(10)が前記基準ブロック(8,108)の位置を測定し、その測定で得られた前記基準ブロック(8,108)の位置と前記初期位置との差を算出し、その差に基づいて前記2本の回転送り軸(A,C)、前記工具測定装置(9,109)、及び前記ワーク(W)のそれぞれの位置データを補正し、その補正した前記位置データによって後続する1つの工具による加工を行うことを特徴とする、切削加工方法。
IPC (5件):
B23Q 15/00 ,  B23Q 17/09 ,  B23Q 17/22 ,  B23Q 15/04 ,  G05B 19/404
FI (6件):
B23Q15/00 307 ,  B23Q17/09 A ,  B23Q17/22 D ,  B23Q15/04 ,  G05B19/404 F ,  G05B19/404 K
Fターム (19件):
3C001KA01 ,  3C001KA02 ,  3C001KB09 ,  3C001TA02 ,  3C001TB03 ,  3C029AA25 ,  3C029EE02 ,  3C269AB31 ,  3C269BB03 ,  3C269CC02 ,  3C269CC13 ,  3C269CC15 ,  3C269EF88 ,  3C269EF91 ,  3C269EF92 ,  3C269EF93 ,  3C269JJ14 ,  3C269JJ16 ,  3C269JJ18
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • マシニングセンタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-051372   出願人:豊和工業株式会社

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