特許
J-GLOBAL ID:200903023794781970

複合逆浸透膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-337301
公開番号(公開出願番号):特開平10-174852
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 塩阻止率および水透過性能が優れる複合逆浸透膜を提供する。【解決手段】 多孔性支持体の表面に薄膜が形成された複合逆浸透膜において、前記薄膜が、2つ以上の反応性アミノ基を有する化合物と、2つ以上の反応性酸ハライド基を有する多官能性酸ハロゲン化合物とを重縮合反応させて形成されたポリアミド製薄膜であり、前記薄膜の液供給側の表面積(A)と前記多孔性支持体の前記薄膜と接する側の表面積(B)との比表面積(A/B)が3以上であり、前記薄膜が塩類および有機物の少なくとも一方の物質を含有するpH1〜5の酸溶液で接触処理されている。この複合逆浸透膜において、温度25°Cにて塩化ナトリウム500ppmを含有するpH6.5の水溶液を用い操作圧力7.5kgf/cm2 の条件で膜性能を評価したときの塩阻止率は99%以上であり、透過流束は1.4m3 /m2 ・日以上である。
請求項(抜粋):
多孔性支持体の表面に薄膜が形成された複合逆浸透膜において、前記薄膜が、2つ以上の反応性アミノ基を有する化合物と、2つ以上の反応性酸ハライド基を有する多官能性酸ハロゲン化合物とを重縮合反応させて形成されたポリアミド製薄膜であり、前記薄膜の液供給側の表面積(A)と前記多孔性支持体の前記薄膜と接する側の表面積(B)との比表面積(A/B)が3以上であり、前記薄膜が塩類および有機物の少なくとも一方の物質を含有するpH1〜5の酸溶液で接触処理されていることを特徴とする複合逆浸透膜。
IPC (2件):
B01D 71/56 ,  B01D 71/82 510
FI (2件):
B01D 71/56 ,  B01D 71/82 510

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