特許
J-GLOBAL ID:200903023794987845

トルクコンバータのロックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-347888
公開番号(公開出願番号):特開2002-147565
出願日: 2000年11月15日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 摩擦連結部の外周側でフロントカバーとピストンの間に密封空間を有するトルクコンバータのロックアップ装置において、コンタミネーションを空間に溜まりにくくする。【解決手段】 ロックアップ装置4の第1ピストン43は、フロントカバー2の摩擦面70に近接する環状の摩擦連結部49を有し、タービン11にトルクを出力可能である。第2ピストン42は、摩擦連結部49のフロントカバー摩擦面側と反対側に配置され、フロントカバー2に相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係合し、第1摩擦連結部49よりさらに外周側に延びてフロントカバー2との間に第4空間Gを形成する。Dリング63は、第2ピストン42の外周部とフロントカバー2の内側面との間に配置され、第2ピストン42の軸方向両側をシールするための部材である。孔42aは第4空間Gと第2ピストンのタービン側空間とを連通させる。
請求項(抜粋):
内側に摩擦面を有するフロントカバーと、前記フロントカバーとともに流体室を構成するインペラーと、前記流体室内で前記インペラーに対向して配置され前記フロントカバーとの間に空間を形成しているタービンとを含むトルクコンバータに用いられる、前記空間内に配置され前記空間の圧変化によって前記フロントカバーと前記タービンを機械的に連結・連結解除するためのロックアップ装置であって、前記フロントカバーの摩擦面に近接する環状の摩擦連結部(49)を有し、前記タービンにトルクを出力可能な第1ピストン(43)と、前記摩擦連結部の前記フロントカバー摩擦面側と反対側に配置され、前記フロントカバーに相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係合し、前記第1摩擦連結部よりさらに外周側に延びて前記フロントカバーとの間に環状空間(G)を形成する第2ピストン(42)と、前記第2ピストンの外周部と前記フロントカバーの内側面との間に配置され、前記第2ピストンの軸方向両側をシールするためのシール部材(63)と、前記環状空間(G)と前記第2ピストンのタービン側空間とを連通させる連通部(42a)と、を備えたトルクコンバータのロックアップ装置。
FI (2件):
F16H 45/02 C ,  F16H 45/02 X

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