特許
J-GLOBAL ID:200903023798900477

ピリジン化合物の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-083603
公開番号(公開出願番号):特開2000-281647
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 ピリジン化合物の製造法を提供すること。【解決手段】 一般式(1)(式中、R1、R8は、アルキル、アラルキル、Aは単結合、二重結合を示し、pは、0または1を、示す。R2、R3、R4は、水素原子、アルキル、アラルキル等、R5は、水素原子、アルキル、アリール等、R6、R7は、水素原子、アルキル等を示し、Xは、炭素、硫黄原子を示し、Yは、脱離基を示す。)で示されるオキシム化合物に対し、塩基の存在下、遷移金属錯体触媒を作用させることを特徴とする、一般式(2)-a(一般式(1)に於いてp=0の場合)または一般式(2)-b(一般式(1)に於いてp=1の場合)で示されるピリジン化合物の製造法。
請求項(抜粋):
一般式(1)(式中、波線はシスまたはトランスを示し、R1およびR8は、それぞれ独立に、ハロゲン原子、低級アルコキシ基もしくはニトロ基で置換されていてもよいアルキル基;ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアラルキル基;または、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアリール基を示し、Aは単結合(-)、二重結合(=)または芳香環の一部を示し、pは、0または1を示す。Aが単結合を示す場合にはn=1であり、Aが2重結合または芳香環の一部を示す場合にはn=0である。R2、R3およびR4は、Aが単結合または2重結合を示す場合にはそれぞれ独立に、水素原子;ハロゲン原子、低級アルコキシ基もしくはニトロ基で置換されていてもよいアルキル基;ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアラルキル基;または、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアリール基を示し、Aが芳香環の一部を示しかつp=0である場合には、R2、R4およびAが一緒になって、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアリール基を示し、Aが芳香環の一部を示しかつp=1である場合には、R2、R3およびAが一緒になって、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアリール基を示し、R5は、p=0の場合には水素原子;ハロゲン原子、低級アルコキシ基もしくはニトロ基で置換されていてもよいアルキル基;ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアラルキル基;または、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアリール基を示し、p=1の場合には水素原子を示す。R6およびR7は、p=0の場合にはどちらか一方が水素原子を示し、他方は、水素原子;ハロゲン原子、低級アルコキシ基もしくはニトロ基で置換されていてもよいアルキル基;ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアラルキル基;または、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアリール基を示し、p=1の場合にはそれぞれ独立に、水素原子;ハロゲン原子、低級アルコキシ基もしくはニトロ基で置換されていてもよいアルキル基;ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアラルキル基;または、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアリール基を示す。Xは、炭素原子または硫黄原子を示し、Xが炭素原子の場合にはm=1であり、Xが硫黄原子である場合にはm=2であり、Yは、脱離基を示す。)で示されるオキシム化合物に対し、塩基の存在下、遷移金属錯体触媒を作用させることを特徴とする、一般式(2)-a(一般式(1)に於いてp=0の場合)または一般式(2)-b(一般式(1)に於いてp=1の場合)(式中、R1、R5、R6、R7は前記と同じ意味を表わし、[R6,R7]は一般式(1)のR6とR7が同時に水素原子である場合には水素原子を表わし、一般式(1)のR6とR7のどちらかが水素原子でない場合には、R6とR7のうち水素原子でない方を表わす。R2、R3、R4、は、それぞれ独立に、水素原子;ハロゲン原子、低級アルコキシ基もしくはニトロ基で置換されていてもよいアルキル基;ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアラルキル基;または、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアリール基を示し、一般式(2)-aの場合にはR2とR4が結合して、また一般式(2)-bの場合にはR2とR3が結合して、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基もしくは低級ハロゲン化アルキル基で置換されていてもよいアリール環を形成してもよい。)で示されるピリジン化合物の製造法。
IPC (4件):
C07D213/16 ,  B01J 31/24 ,  C07D217/00 ,  C07B 61/00
FI (4件):
C07D213/16 ,  B01J 31/24 X ,  C07D217/00 ,  C07B 61/00
Fターム (17件):
4C055AA01 ,  4C055BA02 ,  4C055BA03 ,  4C055BA05 ,  4C055BA06 ,  4C055BA08 ,  4C055CA01 ,  4C055CA02 ,  4C055CA05 ,  4C055CA06 ,  4C055CA08 ,  4C055CA16 ,  4C055CB01 ,  4C055CB02 ,  4C055DA01 ,  4C055FA25 ,  4C055FA37

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