特許
J-GLOBAL ID:200903023801961164

非接触通信装置及びこれに用いられるデータキャリア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-279970
公開番号(公開出願番号):特開平8-116290
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 一定のデューティ比で高周波信号を断続し、その残響の有無によって信号を伝送する非接触通信装置において、遠距離通信時にもタイミングの遅れなくクロック信号を受信できるようにすること。【構成】 書込/読出制御ユニットから伝送されるキャリアの断続した信号を整流し平滑して電源とする。この電源を基準として共振回路にカソード端を接続したダイオード及びアノードと電源端間にコンデンサを接続して積分回路とする。この電圧を電源電圧を分圧した比較器で弁別してクロック信号を得る。こうすれば電源電圧の変動によってもクロック信号のタイミングの遅れを少なくし遠距離通信が実現できることとなる。
請求項(抜粋):
データキャリアと、前記データキャリアにデータを伝送し送出されたデータを受信する書込/読出制御ユニットと、を具備する非接触通信装置であって、前記書込/読出制御ユニットは、データ受信時に一定のデューティ比を有する送信信号を発生する送信制御回路と、前記データキャリアに対向する面に設けられた第1のコイルを有し、前記送信制御回路より与えられる送信信号に基づいて発振を断続する発振回路と、前記データキャリアに対向する面に設けられた第2のコイルを含み、該第2のコイルに得られる信号を波形整形することによってデータを読出す受信制御回路と、を有するものであり、前記データキャリアは、前記書込/読出制御ユニットに対向して設けられた第3のコイルを含む共振回路と、前記共振回路に受信される共振信号の包絡線信号を弁別することによってクロック信号を復調する復調回路と、メモリと、前記復調回路より得られる信号に基づいて前記メモリを制御するメモリ制御部と、前記メモリ制御部から読出されるデータに基づいて前記発振回路の発振が停止する間に前記共振回路の残響を制御する残響制御手段と、を有するものであり、前記復調回路は、前記共振回路にカソード端が接続されたダイオードと、前記ダイオードのアノード端と電源端間に接続された平滑用コンデンサと、前記ダイオードのアノード端に入力端が接続され、前記共振回路より受信した信号を整流・平滑した電源電圧に基づく基準電圧によって入力信号を弁別するコンパレータと、を有するものであることを特徴とする非接触通信装置。
IPC (4件):
H04B 1/59 ,  H04B 5/00 ,  H04L 5/16 ,  G06F 17/60

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