特許
J-GLOBAL ID:200903023806362501

アルミニウム合金からなる構造部材の摩擦接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-181405
公開番号(公開出願番号):特開2002-005129
出願日: 2000年06月16日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 高いすべり係数を有するアルミニウム合金からなる構造部材の摩擦接合構造を提供する。【解決手段】 構造部材2,2の摩擦接合面に、凸部を有する補助材4,4を配設し、これらの外側に、凸部を有する添接板3,3を配設してボルト5とナット6とで締付ける構成とし、前記凸部の高さをh、ピッチをPとし、前記ボルト5の直径をdとしたとき、h/p≦1.5、d/p≧5.0を満足すると共に、隣合う2部材のうち、一方のみに凸部が形成されているときは、凸部未形成の部材のビッカース硬度Hv1 に対する凸部が形成されてなる部材のビッカース硬度Hv2 の硬度比Hrと、また両部材に凸部が形成されているときは、低硬度の部材のビッカース硬度Hv1 に対する高硬度の部材のビッカース硬度Hv2 の硬度比Hrとh/pとの積が0.5以上になるように設定する。
請求項(抜粋):
接合される2以上の構造部材の摩擦接合面と、これら2以上の構造部材に添えらた添接板の摩擦接合面との間に補助材が介在され、これらがボルトにより締付けられてなるアルミニウム合金からなる構造部材の摩擦接合構造において、前記2以上の構造部材の摩擦接合面と補助材の摩擦接合面とのうちの少なくとも何れか一方、または補助材の摩擦接合面と添接板の摩擦接合面とのうちの少なくとも何れか一方に複数の凸部を形成させ、前記補助材、構造部材または添接板の摩擦接合面に形成された凸部の高さをh、ピッチをpとし、かつ前記ボルトの直径をdとしたとき、h/pが1.5以下、d/pが5.0以上の条件を満足すると共に、相隣合う2部材のうち、一方にのみ凸部が形成されているときは、凸部が形成されていない部材のビッカース硬度Hv1 に対する凸部が形成されている部材のビッカース硬度Hv2 の硬度比Hr(=Hv2 /Hv1 )と前記h/pとの積が、また両部材に凸部が形成されているときは、低硬度の部材のビッカース硬度Hv1 に対する高硬度の部材のビッカース硬度Hv2 の硬度比Hr(=Hv2 /Hv1 )と前記h/pとの積が0.5以上の条件を満足するように設定されてなることを特徴とするアルミニウム合金からなる構造部材の摩擦接合構造。
IPC (2件):
F16B 5/02 ,  E04B 1/58 503
FI (3件):
F16B 5/02 H ,  F16B 5/02 U ,  E04B 1/58 503 Z
Fターム (30件):
2E125AA01 ,  2E125AB08 ,  2E125AB12 ,  2E125AC19 ,  2E125AG03 ,  2E125AG12 ,  2E125BB02 ,  2E125BB03 ,  2E125BB22 ,  2E125BB37 ,  2E125BD01 ,  2E125BD02 ,  2E125BE06 ,  2E125BF03 ,  2E125CA05 ,  2E125CA14 ,  2E125CA72 ,  2E125DA01 ,  2E125EA14 ,  2E125EB08 ,  3J001FA02 ,  3J001FA06 ,  3J001GA03 ,  3J001GB01 ,  3J001HA02 ,  3J001HA04 ,  3J001JA10 ,  3J001JD35 ,  3J001KA21 ,  3J001KB04

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