特許
J-GLOBAL ID:200903023809439360

希土類系焼結永久磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-183445
公開番号(公開出願番号):特開平9-017676
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 希土類含有合金粉末とバインダーとの反応を抑制し、焼結後の焼結体の残留酸素量、残留炭素量を低減させるとともに、成形時の粉体の流動性、潤滑性を向上させて、成形体の寸法精度の向上及び生産性の向上を図り、薄肉形状や小型形状でかつ優れた磁気特性を有するR-Fe-B系やR-Co系などの希土類系焼結永久磁石の製造方法の提供。【構成】 希土類含有合金粉末にポリ酢酸ビニルあるいはさらにセルロースエーテルをエタノールまたはメタノールに溶解させたバインダーを添加してスラリー状に撹拌した後、スプレードライヤー装置のチャンバー内で噴霧して液滴を作り、そのまま瞬時に乾燥固化させて造粒粉となすことにより、バインダー自体のすぐれた流動性とも相まって、粉体の流動性が格段に向上し、成形サイクルが向上するとともに、成形体密度のバラツキや成形機の寿命を低下させることもなく、焼結後の寸法精度にもすぐれる、小型形状や薄肉形状でかつ優れた磁気特性を有する希土類系焼結磁石が効率よく得られる。
請求項(抜粋):
希土類含有合金粉末に、ポリ酢酸ビニルまたはポリ酢酸ビニルとセルロースエーテルを、エタノールまたはメタノールに溶解したバインダーを添加、撹拌、混練してスラリー状となし、該スラリーをスプレードライヤー装置により造粒粉となし、該造粒粉を用いて、成形、焼結する粉末冶金法により焼結永久磁石を得ることを特徴とする希土類系焼結永久磁石の製造方法。
IPC (3件):
H01F 41/02 ,  B22F 3/035 ,  C22C 33/02
FI (3件):
H01F 41/02 G ,  C22C 33/02 H ,  B22F 3/02 F
引用特許:
審査官引用 (9件)
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