特許
J-GLOBAL ID:200903023810509592

通信信号ネットワーク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-062171
公開番号(公開出願番号):特開平7-264312
出願日: 1995年02月24日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 SS7ネットワークのような通信信号ネットワークにおいて、信号ポイントにおける処理のオーバヘッドを必要としない、選択的メッセージ制限装置を提供する。【構成】本発明の一実施例によれば、SS7ネットワークのような通信信号ネットワークのリンクにメッセージ・インターセプタが挿入される。インターセプタは、これとインターフェースするリンクの2つの部分にリンク・レベルのプロトコルを個別に保持する。メッセージ・データは、インターセプタの転送回路によってリンク部分間にわたって転送される。この転送の間、選択的処置制御回路によって、データの性質が、記憶装置に保持されている選択基準に対してチェックされる。選択基準に合った場合、制御回路がデータを抑制または修正するよう動作する。
請求項(抜粋):
信号ポイント間においてデータの転送を行うため、メッセージの受け渡しが行われる双方向ポイント間リンクによって相互接続されており、各前記リンクを介したメッセージの受け渡しが、リンク・レベルのプロトコルに基づいて実施されるタイプの通信信号ネットワークのための、前記リンクにおける第1と第2の前記信号ポイント間に挿入されることを意図したメッセージ・インターセプタにおいて、前記第1の信号ポイントとつながった前記リンクの第1の部分とインターフェースするための第1のリンク・インターフェースと、前記第1の信号ポイントから受信するメッセージによって伝達されるデータを抽出する手段と、メッセージに他のデータを組み込んで、前記第1の信号ポイントに送るための手段を備え、前記第1のリンク・インターフェースに接続されて、前記第1のリンク部分において前記第1の信号ポイントと交換するメッセージに関して、前記リンク・レベルのプロトコルを実施する、第1のリンク・レベルのプロトコル・エンジンと、前記第2の信号ポイントとつながった前記リンクの第2の部分とインターフェースするための第2のリンク・インターフェースと、前記第2の信号ポイントから受信するメッセージによって伝達されるデータを抽出する手段と、メッセージに他のデータを組み込んで、前記第2の信号ポイントに送るための手段を備え、前記第2のリンク・インターフェースに接続されて、前記第2のリンク部分において前記第2の信号ポイントと交換するメッセージに関して、前記リンク・レベルのプロトコルを実施する、第2のリンク・レベルのプロトコル・エンジンと、前記第1のリンク・レベルのプロトコル・エンジンによって抽出されるデータを前記第2のリンク・レベルのプロトコル・エンジンに転送して、メッセージに組み込まれるようにするための第1の転送手段と、前記第2のリンク・レベルのプロトコル・エンジンによって抽出されるデータを前記第1のリンク・レベルのプロトコル・エンジンに転送して、メッセージに組み込まれるようにするための第2の転送手段と、を備えて成り、前記転送手段の少なくとも一方に、所定の選択基準を記憶するための記憶手段、及び、前記プロトコル・エンジン間において転送される特定のデータの修正と、前記プロトコル・エンジン間における特定のデータ転送の抑制の、少なくとも一方を実施する選択的処置手段が設けられ、該選択的処置手段が、転送手段によって転送されるデータに応答し、前記記憶手段に保持された、対応する前記選択基準を満たすデータについてのみ前記処置を施すということを特徴とするメッセージ・インターセプタ装置。

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