特許
J-GLOBAL ID:200903023819240839

超塑性材料による制震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-044522
公開番号(公開出願番号):特開2001-234974
出願日: 2000年02月22日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】 超塑性材料を使用して地震エネルギーを吸収させ地震応答を低減させる制震装置を提供する。【解決手段】 超塑性材料によって作られ、平板状の剪断変形部の周辺部に複数のボルト孔を設けた取付け部を有するエネルギー吸収パネルと、前記エネルギー吸収パネルにおける前記剪断変形部の両面に沿って摺動可能に当てがわれた平板状の拘束板と、前記エネルギー吸収パネルの各取付け部の両面へボルト接合によって一体的に取り付けられ、各交点を剪断変形が可能にピン連結して平行四辺形リンクを形成した複数の連結部材とから成り、対を成す連結部材、又は全ての連結部材に、拘束板を摺動可能に拘束する張り出し部を、前記平行四辺形リンクの運動隙間を確保した形状、大きさに設けている。
請求項(抜粋):
安定した変位-荷重ヒステリシス特性を発揮する超塑性材料を剪断変形させることにより地震エネルギーを吸収させ地震応答を低減させる制震装置であって、前記超塑性材料によって作られ、平板状の剪断変形部の周辺部に複数のボルト孔を設けた取付け部を有するエネルギー吸収パネルと、前記超塑性材料よりも高強度の材料によって作られ、前記エネルギー吸収パネルにおける前記剪断変形部の両面に沿って摺動可能に当てがわれた平板状の拘束板と、前記超塑性材料よりも高強度の材料によって作られ、前記エネルギー吸収パネルの各取付け部の両面へボルト接合によって一体的に取り付けられていると共に、各交点を剪断変形が可能にピン連結して平行四辺形リンクを形成した複数の連結部材とから成り、前記左右もしくは上下に対を成す連結部材のいずれか一方、又は全ての連結部材に、拘束板の外面の大部分を摺動可能に拘束する張り出し部を、前記平行四辺形リンクの剪断変形を許容する運動隙間を確保した形状、大きさに設けていることをそれぞれ特徴とする、超塑性材料による制震装置。
IPC (4件):
F16F 15/02 ,  E04B 1/98 ,  E04H 9/02 351 ,  F16F 7/12
FI (4件):
F16F 15/02 Z ,  E04B 1/98 B ,  E04H 9/02 351 ,  F16F 7/12
Fターム (17件):
2E001DG01 ,  2E001GA01 ,  2E001HB01 ,  2E001HB02 ,  2E001LA01 ,  3J048AA06 ,  3J048AC06 ,  3J048BC09 ,  3J048BE10 ,  3J048EA38 ,  3J066AA01 ,  3J066AA26 ,  3J066BA03 ,  3J066BB04 ,  3J066BD10 ,  3J066BF01 ,  3J066BG01
引用特許:
審査官引用 (6件)
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