特許
J-GLOBAL ID:200903023823636445

ロゴウスキコイルを用いた測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-221810
公開番号(公開出願番号):特開平6-186255
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】電流測定(特に温度変化に殆ど左右されない測定)及び温度測定を正確に行うエレメントとしてのロゴウスキコイルの使用。【構成】ロゴウスキコイルは、円形開口2を備えたプリント回路基板1を少なくとも1つ含み、線輪が、延長線上で前記開口の中心を通る複数の放射状の線に沿って基板の両面に形成された直線状金属デポジット3からなり、片面の放射状金属デポジットと反対側の面の放射状金属デポジットとの間の電気的接続が、基板の厚みを貫通するめっきした孔4を介して実施されるタイプのものである。
請求項(抜粋):
導体に流れる電流を、ロゴウスキコイルに前記導体を通すことによって測定する装置であって、前記ロゴウスキコイルは、円形開口を備えた少なくとも1つのプリント回路基板を含み、線輪が、延長線上で前記開口の中心を通る複数の放射状の線に沿って基板の両面に形成された金属デポジットからなり、片面の放射状金属デポジットと反対側の面の放射状金属デポジットとの間の電気的接続が基板の厚みを貫通するめっきした孔を介して実施され、該線輪が、十分の数ミリメートルの距離をおいて分離された入力端及び出力端を基板の同一面上に有するような状態で前記円形開口の周りに往路線及び復路線を含むタイプのものであり、該装置は、前記ロゴウスキコイルと直列に接続された抵抗Rの端子の電圧Uを測定する装置を含み、抵抗RがR0=r0rsR)/αs[式中、R0は基準温度での抵抗Rのオーム値を表し、r0は前記基準温度でのロゴウスキコイルの抵抗のオーム値を表し、αrはロゴウスキコイルの導電材料の温度係数を表し、αsはロゴウスキコイルの感度の温度係数を表し、αRは抵抗Rの温度係数を表す]に等しい値を有し、測定すべき電流Iと電圧Uとの間に関係U=js0ωIR0/(R0+r0)[式中、S0は前記基準温度でのロゴウスキコイルの感度を表し、jはj2=-1のような複素記号であり、ωは測定すべき電流のパルスを表す]が存在することを特徴とする導体に流れる電流を測定する装置。
IPC (4件):
G01R 15/02 ,  G01K 7/18 ,  G01K 7/22 ,  G01R 19/32

前のページに戻る