特許
J-GLOBAL ID:200903023823950069

核酸の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-377349
公開番号(公開出願番号):特開2002-176999
出願日: 2000年12月12日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】【課題】 プローブ核酸と標的核酸のハイブリッド体以外の、その他の二本鎖核酸分子による干渉を受けず、また、簡便な操作手順により、短時間で、かつ、高い精度と再現性で分光学的な手段により検体試料中の標的核酸を検出することが可能な、新規な検出方法の提供。【解決手段】 少なくとも、一方が包接、他方が被包接の作用関係を取り得る二種の分子が結合されている標識化したプローブ核酸を用いて、ハイブリッド体の形成前後において、前記二種の分子の相対配置が変化し、それに付随して、標識化したプローブ核酸の分光学的特性が変化する特質を利用し、ハイブリッド体形成に伴う分光学的特性の変化、またはその変化量を測定して、プローブ核酸とハイブリッド形成可能な標的核酸の存在を検出する方法である。
請求項(抜粋):
標識化したプローブ核酸を用いて標的核酸を検出する方法であって、標識化したプローブ核酸は、前記標的核酸とハイブリッド形成可能な塩基配列を有し、その標識として、少なくとも二以上の分子が結合され、標識化したプローブ核酸に結合される前記の二以上の分子のいずれか二つは、一方が包接、他方が被包接の作用関係を取り得る分子であり、前記標識化したプローブ核酸と標的核酸とがハイブリッドを形成する際、その前後において、前記一方が包接、他方が被包接の作用関係を取り得る分子の相対配置が変化し、前記一方が包接、他方が被包接の作用関係を取り得る分子の相対配置の変化に付随して、前記標識化したプローブ核酸の分光学的特性が変化するものであり、標的核酸に前記標識化したプローブ核酸を作用させ、ハイブリッドを形成する工程と、前記ハイブリッドの形成に伴う分光学的特性の変化、あるいはその変化量を測定する工程とを含み、前記測定結果に基づき、前記標識化したプローブ核酸とハイブリッド形成可能な標的核酸の存在を検出することを特徴とする標的核酸の検出方法。
IPC (6件):
C12Q 1/68 ,  C07H 21/04 ,  C12N 15/09 ZNA ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/58
FI (6件):
C12Q 1/68 A ,  C07H 21/04 B ,  G01N 33/53 M ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/58 A ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (27件):
2G045AA35 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045FB02 ,  2G045FB07 ,  2G045FB12 ,  2G045GC15 ,  4B024AA11 ,  4B024BA80 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024HA12 ,  4B024HA14 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR32 ,  4B063QR43 ,  4B063QR54 ,  4B063QR56 ,  4B063QS34 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02 ,  4C057BB02 ,  4C057DD01 ,  4C057MM05 ,  4C057MM10

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