特許
J-GLOBAL ID:200903023828000948
ロジン系サイズ剤の定着法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-018047
公開番号(公開出願番号):特開平9-188994
出願日: 1996年01月09日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【目的】製紙工場における填料が炭酸カルシウムを含有し、サイズ剤として中性ロジンを用いる紙の抄紙工程に添加し、効率よく中性ロジンの定着率を高めてサイズ度を向上させるに最適な処方を提供する。【構成】ジメチルジ(メタ)アリルアンモニウム塩から成るカチオン性単量体の(共)重合物を添加混合する事により目的を達成する事ができる。 当該高分子は1N食塩水中で測定した固有粘度が0.6dl/g以上である事、カチオン性単量体構造単位を50〜100モル%含有する事を特徴とする。
請求項(抜粋):
【請求項 1】製紙原料スラリー中に、ジメチルジ(メタ)アリルアンモニウム塩の(共)重合体を添加することを特徴とするロジン系サイズ剤の定着法。【請求項 2】ジメチルジ(メタ)アリルアンモニウム塩の(共)重合体中のジメチルジ(メタ)アリルアンモニウム塩構造単位が50〜100モル%である事を特徴とする請求項1に記載のロジン系サイズ剤の定着法。【請求項 3】重合体の、25°Cの1N食塩水中における固有粘度〔η〕が0.6dl/g以上である事を特徴とする請求項1ないし請求項2に記載のロジン系サイズ剤の定着法。【請求項 4】填料として炭酸カルシウムを含有することを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載のロジン系サイズ剤の定着法。【請求項 5】製紙原料スラリー中に、ジメチルジ(メタ)アリルアンモニウム塩の(共)重合体を添加するにあたり、ロジン系サイズ剤の添加に先立って添加し、剪断力を加えた後にロジン系サイズ剤を添加する事を特徴とする請求項1ないし請求項4に記載のロジン系サイズ剤の定着法。【請求項 6】製紙原料スラリー中に添加するジメチルジ(メタ)アリルアンモニウム塩の(共)重合体を添加するにあたり、その添加量が製紙原料固形分あたり0.002〜0.2重量%である事を特徴とする請求項1ないし請求項5に記載のロジン系サイズ剤の定着法。【請求項 7】ロジン系サイズ剤が中性ロジンである事を特徴とする請求項1ないし請求項6に記載のロジン系サイズ剤の定着法。
IPC (2件):
FI (2件):
D21H 3/34 701
, D21H 3/38
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭54-096104
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紙のサイジング方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-014526
出願人:住友化学工業株式会社
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製紙用中性サイズ剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-082735
出願人:星光化学工業株式会社
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紙の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-041151
出願人:住友化学工業株式会社
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