特許
J-GLOBAL ID:200903023832754132

双極形超音波手術

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-517866
公開番号(公開出願番号):特表平9-500812
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】超音波発振回路が、設定された周波数でツールを駆動する。この超音波発振回路に振幅制御回路(47)が作用することによって、振動レベルが設定される。周波数制御回路(48)がそれら振幅制御回路と超音波発振回路とを接続している。ハンドピースはトランスデューサと振動ツールとを支持している。流管(17)が振動ツールを囲繞している。流管(17)及び/または振動ツールに装備されている電極(42)が、振動ツールの先端部(18)及び/または流管(17)の先端部まで、もしくはそれら先端部の近傍まで延在しており、それら電極(42)によって双極形電気手術作用が提供され、この電気手術作用に振動ツールの超音波振動を併用することもでき、或いは、超音波振動を使用せずに電気手術作用のみとすることもできる。超音波手術及び双極形電気手術を実施する方法は、振動ツールまたは流管(17)に装備された双極形電極(42)を備えた超音波ハンドピースを用いる方法である。
請求項(抜粋):
術医が操作するハンドピースを備えた双極形超音波手術器において、 電気手術用の高周波電力を供給する双極形電源49と、 超音波手術器を所定周波数で駆動する発振回路46と、 超音波振動の振動レベルを設定可能にする超音波駆動回路50と、 前記ハンドピースを把持するためのハウジング11であって使用中に術医がその基端部を把持するようにしたハウジング11と、 電気手術用の高周波電力を供給する前記双極形電源49に接続され、前記ハウジング11に支持されたリード線51ないし52と、 前記ハウジング11に収容され、該ハウジング11の軸心に沿って配設されており、少なくとも1つの適当な周波数及び波長の近傍において該軸心に沿って振動しその振動の変移が超音波手術作用を得るのに充分な変移であるように選択されているトランスデューサ12と、 その各々を前記トランスデューサ12に取付けて少なくとも1つの適当な周波数及び波長の近傍で振動させることができるようにしてある、複数のパイプ形ツール24と、 各々の前記パイプ形ツール24に貫通形成されており、吸入源53に接続される中央孔22と、 前記バイプ形ツール24の前記ハウジング11から離れた側の端部を成している先端部18であって、超音波手術作用または双極形電気手術作用もしくはそれらを組合せた手術作用を提供し得る位置に置かれている先端部18と、 前記パイプ形ツール24に対して同軸的な位置に配設され前記ハウジング11から片持式で延出する形で支持されている流管17と、 前記パイプ形ツール24と前記流管17との間に画成された、潅流液を流通させる環状断面空間33と、 前記パイプ形ツール24または前記流管17もしくはそれら両方に装備した2つないしそれ以上の複数の電極42であって、前記リード線51ないし52に接続して高周波電力を給電可能にした複数の電極42と、を備えたことを特徴とする双極形超音波手術器。
IPC (2件):
A61B 17/36 330 ,  A61B 17/39
FI (2件):
A61B 17/36 330 ,  A61B 17/39
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-089042
  • 特開平3-121062
  • 特開昭62-211057
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