特許
J-GLOBAL ID:200903023837669842

自動車用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017447
公開番号(公開出願番号):特開2000-211353
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 狭いスペースでのフィルタの着脱作業を容易にし、かつ圧損を少なくする。【解決手段】 空調空気を清浄化するフィルタ21を、トーボード1とグローブボックス2の間に位置するケース23中に配置し、さらに、フィルタ21を複数個の分離したフィルタ部210、220で構成し、この複数個のフィルタ部21をグローブボックス2側の端部でヒンジ200によって回動可能に連結している。これによると、空気流れに対するヒンジ200の投影面積が小さくなり、従ってフィルタ21の有効面積の減少分を少なくし、圧損を少なくすることができる。また、フィルタ21の着脱作業時、フィルタ21を隔壁1から遠ざかる方に回動させることができ、従って狭いスペースでのフィルタ21の着脱作業を容易にすることができる。
請求項(抜粋):
エンジンルーム(E)と車室(R)とを隔壁(1)で仕切り、かつ助手席前方にグローブボックス(2)を設置した自動車に搭載され、空調用熱交換器(22、31)を内蔵し、かつ空調空気を車両左右方向に流通させるケース(23、33)を備え、このケース(23、33)の少なくとも一部が前記隔壁(1)と前記グローブボックス(2)の間に位置し、空調空気を清浄化する矩形状のフィルタ(21)が、前記隔壁(1)と前記グローブボックス(2)の間において空調空気の流れに直交して前記ケース(23)内に配置され、前記ケース(23)の下方には前記フィルタ(21)の着脱用の開口(25)が形成されている自動車用空調装置において、前記フィルタ(21)を複数個の分離したフィルタ部(210、220)で構成し、この複数個のフィルタ部(210、220)を、前記グローブボックス(2)側の端部でヒンジ(200)によって回動可能に連結すると共に、前記隔壁(1)側の端部で分離可能にしたことを特徴とする自動車用空調装置。

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