特許
J-GLOBAL ID:200903023850471385

鉄系焼結合金製シンクロナイザーリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-171149
公開番号(公開出願番号):特開平5-018422
出願日: 1991年07月11日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 経済的で高強度、高耐摩耗性を有し、しかも相手ギヤのコーン部とのなじみ性にも優れた鉄系焼結合金製のシンクロメッシュ用シンクロナイザーリングを提供する。【構成】 好ましくは、Ni、Cu、Moの中の少なくとも1種を0.3〜10wt%、Cを0.5〜1.0wt%含有し、残りがFeと不可避不純物から成る組成の粉末材料を成形焼結してシンクロナイザーリング1を作る。このリングは密度を7.0〜7.4g/cm3 とし、キー溝2と相対する側に噛み合い歯3形成部のリング肉厚を薄くする凹部4を設ける。また、キー溝部には、必要に応じて窒化、焼入、Cu溶浸、Cu溶浸と窒化、Cu溶浸と焼入のいずれかの処理を施す。材料組成と密度の工夫で強度、耐摩耗性が高まり、凹部4がリングの弾性変形を容易にして相手ギヤとのなじみ性を良くし、キー溝部の窒化処理等がキー溝の摩耗を抑制する。また、材料費が安価で製造し易いのでコストも下がる。
請求項(抜粋):
キー溝と相対する側に噛み合い歯形成部のリング肉厚を薄くする凹部を形成した鉄系焼結合金製シンクロナイザーリング。
IPC (4件):
F16D 23/06 ,  C22C 33/02 ,  C22C 38/00 304 ,  C22C 38/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-129304

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