特許
J-GLOBAL ID:200903023858777432

シャッターの非常用開放装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-050895
公開番号(公開出願番号):特開平5-248158
出願日: 1992年03月09日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】シャッターの非常用開放装置において、停電や火災発生等の非常時に、素早くスムーズにシャッターを開放することができ、かつ特別な保守管理を必要とせず、更に操作が容易で関連構成部材に無理な力がかからないようにする。【構成】非常用開放装置は、開放用バランス装置15と、電動モーター12と巻取シャフト3との間のクラッチ装置17と、クラッチ装置17の入り・切りを行う手動操作装置18とを備え、開放用バランス装置15は、巻取シャフト3と一体に回転する開放用バランスプーリー30に引張ワイヤ31を取付け、ばね装置32で引張ワイヤ31に付勢力を与えている。バランスプーリー30は、主プーリー部40と、主プーリー部40の一端に設けられたトルク補正部41とを有し、トルク補正部41は、主プーリ部の外径から引張ワイヤが主プーリー部の軸心近くを通る位置へと径が小さくなる外周形状をしている
請求項(抜粋):
巻取シャフトを電動モーターにて回転させ、この巻取シャフトにスラットカーテンを巻取り・巻出すことによって開閉を行なうシャッターの非常用開放装置において、(a)前記巻取りシャフトに同期して回転する開放用バランスプーリー、前記バランスプーリーに取付けられた引張ワイヤ、及び前記引張ワイヤに付勢力を作用させるばね手段を備えた開放用バランス装置と;(b)前記電動モーターの出力軸と前記巻取シャフトとの間に設けられたクラッチ装置と;(c)前記クラッチ装置の入り・切りを行う操作手段と;を備え、(d)前記開放用バランスプーリーは、前記スラットカーテンを閉じるときに前記引張ワイヤを巻取る主プーリー部と、前記主プーリー部の一端に設けられ、主プーリー部に連続して前記引張ワイヤを巻取るトルク補正部とを有し、前記トルク補正部は、前記主プーリ部の外径から前記引張ワイヤが前記主プーリー部の軸心近くを通る位置へと径が小さくなる外周形状をしている;ことを特徴とするシャッターの非常用開放装置。

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