特許
J-GLOBAL ID:200903023860394869

車両用の故障検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 布施 行夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-360426
公開番号(公開出願番号):特開平6-199245
出願日: 1992年12月29日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 車両の操舵制御系に発生するわずかな故障でも検出可能な車両用の故障検出装置を提供すること。【構成】 故障検出装置は、車両の運動に関する状態量a,b,cを検出する状態量検出手段110,112,114と、車両の操舵角δfを検出する操舵角検出手段116と、車両の運動に関する状態量の少なくとも一部a,bを推定演算する運動情報推定手段120と、検出された運動に関する状態量と、推定された状態量との残差Δa,Δbを演算する残差演算手段122とを含む。操舵ノイズ除去手段124は、入力された残差Δa,Δbから、操舵に関連した周波数帯域のノイズ成分を選択的に除去し、故障検出手段126へ向け出力する。故障検出手段126は、入力される残差Δa,Δbを、所定の故障検出用基準値と比較し、操舵制御系の故障を検出出力する。
請求項(抜粋):
車両の運動に関する状態量を検出する状態量検出手段と、車両の操舵量を検出する操舵量検出手段と、車両の運動モデルに対応して設定された推定演算式を用い、検出された運動に関する状態量の一部または全てと、検出された操舵量とに基づき、車両の運動に関する状態量の少なくとも一部を推定演算する状態量推定手段と、検出された運動に関する状態量と、推定された車両の運動に関する状態量との残差を演算する残差演算手段と、得られた残差から、操舵に関連した周波数帯域のノイズ成分を選択的に除去する操舵ノイズ除去手段と、操舵ノイズが除去された残差に基づき、操舵制御系の故障を検出する故障検出手段と、を含むことを特徴とする車両用の故障検出装置。
IPC (6件):
B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D103:00 ,  B62D111:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00

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