特許
J-GLOBAL ID:200903023862598372

チューブ挿入孔にガイド片を有するろう付用金属パイプの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒瀬 靖久 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-172094
公開番号(公開出願番号):特開平6-015390
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】長円状のチューブ挿入孔の短径方向の少なくとも一方の側縁に、チューブと平行状に突出するガイド片を有するろう付用金属パイプを、複雑形状の穿孔型を不要とし管壁の圧潰や変形を生じることなく製造できるようにする。【構成】帯状成形素板(30)に、チューブ挿入孔対応形状の下孔(31)を、短径方向の側縁にガイド片形成用突肉部(32)を残した状態に穿孔する。該下孔(31)が円弧面に位置する態様にて、帯状成形素板(30)の幅方向あるいは長さ方向の一部を断面円弧状に曲げ成形して円弧部(39)を形成する。前記下孔(31)にバーリング加工を施すことにより、ガイド片形成用突肉部(32)を肉厚方向に突出させてガイド片(7)を形成する。前記円弧部(39)を除く非円弧部(40)を曲げ成形して両側縁衝き合わせ状のパイプに成形する。
請求項(抜粋):
長円状のチューブ挿入孔(5)を有し、かつ該チューブ挿入孔(5)の短径方向の少なくとも一方の側縁に、挿入チューブ(1)と平行状に突出するガイド片(7)を有するろう付用金属パイプの製造方法であって、芯材(30a )の少なくとも片面にろう材層(30b )が被着されたブレージングシートからなる帯状成形素板(30)に、チューブ挿入孔対応形状の下孔(31)を、短径方向の側縁にガイド片形成用突肉部(32)を残した状態に穿設する工程と、該下孔(31)が円弧面に位置する態様にて、帯状成形素板(30)の幅方向あるいは長さ方向の一部を断面円弧状に曲げ成形して円弧部(39)を形成する工程と、該曲げ成形後、下孔(31)にバーリング加工を施すことにより、ガイド片形成用突肉部(32)を肉厚方向に突出させてガイド片(7)を形成する工程と、ガイド片形成後、前記成形素板(30)における円弧部(39)を除く非円弧部(40)(40)を曲げ成形して両側縁衝き合わせ状のパイプに成形する工程とを含むことを特徴とするチューブ挿入孔にガイド片を有するろう付用金属パイプの製造方法。
IPC (6件):
B21D 53/04 ,  B21D 19/08 ,  B21D 28/24 ,  B23K 1/00 ,  B23K 1/00 330 ,  F28F 9/02 301

前のページに戻る