特許
J-GLOBAL ID:200903023863149156

メタン発酵消化液の濃縮装置とその濃縮方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相川 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-197272
公開番号(公開出願番号):特開2008-023434
出願日: 2006年07月19日
公開日(公表日): 2008年02月07日
要約:
【課題】酸を添加せず消化液からアンモニア濃縮蒸留液と清浄蒸留液と消化液濃縮液を分離して回収する。【解決手段】濃縮装置2は、蒸留タンク3と、冷却部4と、減圧ポンプ5と、この減圧ポンプ5と冷却部4との間に通路10を介して設けられた切替弁6と、この切替弁6を介して冷却部4にそれぞれ連通する第1および第2の受液タンク7、8と、蒸留タンク3に設けられたヒータ9とを備えている。バッチ処理で蒸留タンク3から濃度の高いアンモニア凝縮液L-NHを第1の受液タンク7に導き、アンモニア濃度が低下すると切替弁6を切り替え、アンモニア濃度の低下した凝縮液を第2の受液タンク8に導き、蒸留タンク3から消化液の濃縮液Lcを、第1の受液タンク7からアンモニア濃縮蒸留液L-NHを、第2の受液タンク8から清浄蒸留液L-Wをそれぞれ回収するようにしている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機性廃棄物を発酵させてメタン生成後に残留する消化液が注入される蒸留タンクと、 この蒸留タンクに設けられ内部の消化液を所定の温度で加熱する加熱手段と、 この蒸留タンクに連通され蒸留タンクで蒸発した気体を冷却して凝縮させる冷却部と、 吸引側が冷却部に接続され装置内の圧力を減圧させる減圧ポンプと、 冷却部に連通され、冷却部で冷却された凝縮液を導き入れる第1および第2の受液タンクと、 これら第1および第2の受液タンクと冷却部との間に設けられ連通路を切り替える切替弁とを備え、 蒸留タンク内に注入された消化液を加熱手段で加熱し、蒸発した気体を冷却部で凝縮させ、このアンモニア濃度の高いアンモニア濃縮蒸留液を切替弁を介して第1の受液タンクに導き、蒸留タンク内で蒸発する気体のアンモニア濃度が低下すると切替弁を切り替え、冷却部で凝縮されたアンモニア濃度の低い清浄蒸留液を第2の受液タンクに導き、第1の受液タンクからアンモニア濃縮蒸留液を、第2の受液タンクから清浄蒸留液を、蒸留タンクから消化液の濃縮液をそれぞれ回収することを特徴とするメタン発酵消化液の濃縮装置。
IPC (4件):
B01D 3/10 ,  C02F 11/04 ,  C05C 3/00 ,  C05G 5/00
FI (4件):
B01D3/10 ,  C02F11/04 A ,  C05C3/00 ,  C05G5/00 A
Fターム (33件):
4D059AA01 ,  4D059BA12 ,  4D059BE49 ,  4D059CA21 ,  4D076AA07 ,  4D076AA16 ,  4D076AA22 ,  4D076BB01 ,  4D076BB13 ,  4D076BB27 ,  4D076BC06 ,  4D076BC27 ,  4D076CB06 ,  4D076CD22 ,  4D076DA10 ,  4D076EA05Y ,  4D076EA11Y ,  4D076EA20X ,  4D076EA20Y ,  4D076FA02 ,  4D076FA11 ,  4D076HA03 ,  4D076HA09 ,  4D076JA04 ,  4H061AA02 ,  4H061AA03 ,  4H061BB07 ,  4H061CC36 ,  4H061FF02 ,  4H061GG18 ,  4H061GG20 ,  4H061GG22 ,  4H061GG50
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (6件)
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