特許
J-GLOBAL ID:200903023866796675

移動体通信システムの基地局

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-314857
公開番号(公開出願番号):特開平9-215051
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成によりコストの上昇を抑え、通信品質を保ちながら、より多くの同時接続処理を行うことができる移動体通信システムの基地局を提供する。【解決手段】 基地局100は、送受信用アンテナ101〜104を備え、各チャネルにおいて、異なる搬送波を割当てた最大2台の子機と通信する。アンテナ毎に備えられた受信部121〜124は、受信スロット毎にアンテナ101〜104の前記各周波数成分の受信レベルを測定する。判定部131は、各周波数成分につき、最大受信レベルを与える第1位アンテナと、それに次ぐ第2位アンテナとを判定する。選択部132は、判定された第1位アンテナが同一の場合、最大受信レベルが低い方の周波数成分を第1位アンテナから、最大受信レベルが高い方の周波数成分を第2位アンテナから、対応する送信スロットにおいて送信する。
請求項(抜粋):
制御チャネルを含む複数の通信チャネルを時分割された各スロットに設定し、送信ダイバーシティにより移動局との通信を行うTDMA-TDDアクセス方式の移動体通信システムの基地局であって、送信データを変調し、変調信号の周波数を前記通信チャネル毎に設定された周波数に変換して、送信信号を生成する複数の送信信号生成手段と、送信信号生成手段の数以上備えられ、前記送信信号を増幅する増幅手段と、送信信号生成手段の数以上の送受信用アンテナと、各受信スロットにおいて各送受信用アンテナによって受信された、各通信チャネルの信号の受信信号レベルを測定し、通信チャネル毎に、最大受信信号レベルを与えた第1位アンテナを特定する特定手段と、前記特定手段により通信チャネル毎に特定された第1位アンテナが、同一受信スロットで、重複して特定されているか否かを判定する重複判定手段と、前記重複手段により重複して特定されていると判定された場合には、第1位アンテナが重複して特定されている同一スロットの通信チャネルについて、それぞれ、同一スロットの他の通信チャネルの第1位アンテナとして特定されていない、相異なるアンテナに割当てる割当手段と、前記各スロットの送信時において、重複が判定されている通信チャネルに対応した増幅手段の出力を、割当手段によりそれぞれに割当てられたアンテナから送信するとともに、否と判定されている通信チャネルに対応した増幅手段の出力を、特定手段によりそれぞれに特定された第1位アンテナから送信する送信手段とを備えることを特徴とする移動体通信システムの基地局。
IPC (5件):
H04Q 7/36 ,  H04B 7/06 ,  H04B 7/26 ,  H04J 3/00 ,  H04J 4/00
FI (5件):
H04B 7/26 105 D ,  H04B 7/06 ,  H04J 3/00 H ,  H04J 4/00 ,  H04B 7/26 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ダイバーシチ通信方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-357344   出願人:国際電気株式会社
  • 特表平6-508251

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