特許
J-GLOBAL ID:200903023869157258

リチウム二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-182014
公開番号(公開出願番号):特開平11-026018
出願日: 1997年07月08日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 マンガン酸化物を正極に用いたリチウム二次電池において、高温保存特性を改良し、コスト面で有利な高エネルギー密度のリチウム二次電池を提供するものである。【解決手段】 マンガン酸化物を正極に用いたリチウム二次電池において、電解液に1、3ジオキソランを5〜20重量%の範囲で含有させるとともに、コハク酸またはマロン酸、あるいはその誘導体を0.05〜5重量%の範囲で含有させることにより、電解液中のマンガンイオンをキレート化するとともに、負極表面に1、3ジオキソランの開環反応によるポリマーの保護皮膜を形成し、マンガンのキレート化合物が負極表面に析出することを防止することから、マンガン酸化物を用いたリチウム二次電池のサイクル特性や高温保存特性を改良する。
請求項(抜粋):
リチウム含有マンガン酸化物を主構成材料とする正極と、リチウム金属、リチウム合金あるいはリチウムを吸蔵・放出可能な炭素材料を主構成材料とする負極と、非水電解液とを備え、前記電解液は鎖状カーボネートと環状カーボネートの混合溶媒に、1、3ジオキソランを5〜20重量%の範囲で含有するとともに、コハク酸またはその誘導体を0.05〜5重量%の範囲で含有するリチウム二次電池。
IPC (3件):
H01M 10/40 ,  H01M 4/58 ,  H01M 4/02
FI (4件):
H01M 10/40 A ,  H01M 10/40 Z ,  H01M 4/58 ,  H01M 4/02 C

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