特許
J-GLOBAL ID:200903023871618602

コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-272452
公開番号(公開出願番号):特開2003-086283
出願日: 2001年09月07日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】 端子金具の低挿入力化を図る。【解決手段】 端子金具10が挿入されるキャビティ21の下面側には、端子金具10を抜け止めするためのランス31が設けられている。ランス31は、前後両端が支持された両持ち状のアーム部32と、端子金具10に開設された逃がし孔内に進入してその孔縁前部に係止可能な係止部33とを備えている。係止部33の後面には、端子金具10の挿入方向に向かって上り勾配をなすテーパ面33aが形成されており、その本体部11の軸線に対する傾斜角度はθ1とされている。逃がし孔の孔縁前部には、係止部33が係止可能とされ、突板11dの前端位置を頂点とする略三角錐状の突起16が突設されており、その外面が端子金具10の挿入方向前方に向かって下り勾配をなし、且つその本体部11の軸線に対する傾斜角度がθ2とされている。テーパ面33aのなす傾斜角度θ1は、突起16の傾斜角度θ2に対してθ1>θ2の関係となるように設定されている。
請求項(抜粋):
コネクタハウジングには、端子金具を挿入可能なキャビティと、キャビティ内に突設されるとともに、前記端子金具の挿入方向後端側に撓み支点を有し、且つ前記端子金具が前記キャビティに正規深さまで挿入されたときに前記端子金具に係止する係止部を有するランスとが備えられ、一方、前記端子金具には、略箱形の本体部が備えられるとともに、その本体部の一側部が板片を内外に重ね合わせて形成され、且つその重ね合わせられた板片のうち外側の板片を切り欠くことで、前記端子金具が前記キャビティ内に正規に挿入されたときに前記係止部が進入して係止可能とされる被係止凹部が設けられるとともに、その開口縁前部には、前端側から徐々に外側に張り出して形成され、前記係止部に対して係止可能とされる突起が設けられており、前記ランスにおいて前記係止部と前記撓み支点との間には、前記端子金具の挿入方向に向かって傾斜角度がθ1となる上り勾配をなす傾斜面が形成され、一方、前記突起の外面が、前記挿入方向に向かって傾斜角度がθ2となる下り勾配をなして形成され、且つ前記傾斜面の傾斜角度θ1が前記突起の外面の傾斜角度θ2よりも大きく設定されていることを特徴とするコネクタ。
IPC (2件):
H01R 13/42 ,  H01R 13/436
FI (4件):
H01R 13/42 B ,  H01R 13/42 E ,  H01R 13/42 F ,  H01R 13/436
Fターム (8件):
5E087EE14 ,  5E087FF08 ,  5E087FF13 ,  5E087GG14 ,  5E087GG26 ,  5E087MM14 ,  5E087RR25 ,  5E087RR49
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る