特許
J-GLOBAL ID:200903023875514135

動的赤外場面投影器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-514053
公開番号(公開出願番号):特表平11-513489
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】特に熱結像装置又は目標検知追尾装置に用いられる(ただし、これらに限られない)赤外線検出装置用動的赤外場面投影器。かかる熱結像装置では、試験及び校正目的で熱的場面をシミュレートするのに動的赤外場面投影器が用いられる。この装置は、正のルミネッセンスと負のルミネッセンスの両方を放出できるアレイ状に配置されたエレクトロルミネッセンス半導体ダイオード構造と、両極の電流をそれぞれ別々に各ダイオードに供給して正及び負のルミネッセンスの放出を制御できるようにする電子回路とを有する。アレイ中のダイオード構造は、バンドギャップの狭い半導体材料、例えば、Hg1-xCdxTe、In1-xAlxSb、Hg1-xZnxTe、又はIn1-xTlxSb材料系を基材としている(ここでxは、組成である)。好ましい実施形態では、ダイオードは、波長域が3〜5μm又は8〜13μmの放出線を放出したり吸収することができる。ダイオード構造の負のルミネッセンス特性を利用することにより、動的赤外場面投影器は、外部極低温冷却を実施しなくても広い温度範囲、特に低温範囲をシミュレートできる。また、動的赤外場面投影器により、既存の装置で達成できるフレームレートよりも迅速な熱結像装置フレームレートを使用できる。
請求項(抜粋):
赤外線検出装置を試験するために動的赤外場面投影器として用いられる装置であって、正のルミネッセンスと負のルミネッセンスの両方を放出できるアレイ状に配置された赤外発光ダイオードと、正極電流及び負極電流をそれぞれ別々に各赤外発光ダイオードに供給して正及び負のルミネッセンスが各ダイオード構造から放出されるようにする手段とを有することを特徴とする装置。
IPC (2件):
G01M 11/00 ,  H01L 31/10
FI (2件):
G01M 11/00 T ,  H01L 31/10 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 赤外線プロジェクター
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-316446   出願人:日本電気株式会社
  • 特開昭61-026269
引用文献:
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