特許
J-GLOBAL ID:200903023879207571

電気自動車用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-237005
公開番号(公開出願番号):特開平9-084208
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 電気自動車の加速性能を確保し、インバータの発熱を防止する小型のインバータを実現する。【解決手段】 多相交流モータ1の回転数とアクセルの開度とから、定常トルク指令値を演算し、アクセル開度の変化量に基づいて過渡トルク指令値を演算し、定常トルク指令値と過渡トルク指令値との和でトルク指令値を演算し、トルク指令値に基づいてPWM変調信号を発生させてインバータ3により多相交流モータ1を制御する。定常トルク指令値と過渡トルク指令値とを別々に演算して、その和によりPWM制御するので、発進時に大きなトルクを確保でき、しかも、インバータ3の許容範囲内で作動させることができるため、小型化が可能となる。
請求項(抜粋):
電気自動車に設けられたアクセルペダルの踏み込み量を検出してアクセル開度信号を出力するアクセル開度検出手段と、前記電気自動車を駆動走行するための多相交流モータと、少なくともこの多相交流モータのモータ回転数を検出してモータ回転数信号を出力するモータ回転情報検出手段と、前記多相交流モータへの印加電圧を前記電気自動車に搭載した電池の直流電圧をPWM変調することにより交流電圧として出力するインバータとを少なくとも備える電気自動車用制御装置であって、前記モータ回転数信号と前記アクセル開度信号に基づいて前記多相交流モータに発生させる定常トルク指令値を演算する定常トルク演算手段と、前記アクセル開度信号の変化量に基づいて過渡トルク指令値を演算する過渡トルク演算手段と、前記定常トルク指令値と前記過渡トルク指令値とに基づいて前記多相交流モータのトルク指令値を演算するトルク指令値演算手段と、このトルク指令値に基づいて前記インバータのPWM変調信号を発生し前記インバータに出力して前記多相交流モータを制御するモータ制御手段とを有することを特徴とする電気自動車用制御装置。
IPC (2件):
B60L 9/18 ,  H02P 6/08
FI (2件):
B60L 9/18 J ,  H02P 6/02 351 J
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 誘導モータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-217325   出願人:日産自動車株式会社

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