特許
J-GLOBAL ID:200903023879289020

流体注入用の自動締付型プラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 浩司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-250085
公開番号(公開出願番号):特開2002-061394
出願日: 2000年08月21日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 自動的に流体注入用穴の内面に緊密固定されるようにした流体注入用の自動締付型プラグを提供する。【解決手段】 亀裂34a等が発生している構造体34に流体注入用穴36を形成し、接着剤等の流体を高圧で注入する際使用する自動締付型プラグであって、中央穴3aと横孔3bとを有し、外周面が逆テーパとなる略円錐面3dとされており且つ内周面にノズル7を螺合する雌ねじ3cを備えている内側部材3と、そして、内側部材3の外周に当該内側部材3の軸方向にスライド可能に取り付けられ、横孔3bを開閉可能に塞ぐバルブ部分5aと内側部材3の逆テーパ状円錐面3dと補合する円錐内面5cとを有する外スリーブ5であって、流体注入用穴36との間の摩擦力よりも内側部材3との間の摩擦力が小さい弾性材料からなる外スリーブ5とを含んで構成されている。
請求項(抜粋):
亀裂、ひび割れ、隙間等の空間部が発生している構造体に当該空間部を通り抜けて流体注入用穴を形成し、流体注入用穴を介して当該空間部に接着剤、止水剤、防水剤等の流体を高圧で注入する際使用する流体注入用の自動締付型プラグであって、軸方向に形成された中央穴と、該中央穴から円周方向に延び外部に通じる横孔とを有し、外周面が前記中央穴の開口部に向って逆テーパとなる略円錐面とされており且つ該中央穴の内周面に流体を注入する部材を液密に保持する手段を備えている内側部材と、そして、前記内側部材の外周に当該内側部材の軸方向にスライド可能に取り付けられ、前記内側部材の横孔を開閉可能に塞ぐバルブ部分と前記内側部材の逆テーパ状円錐面と補合する円錐内面とを有する外スリーブであって、前記構造体の流体注入用穴と当該外スリーブとの間の摩擦力よりも当該外スリーブと前記内側部材との間の摩擦力が所定の割合だけ小さい弾性材料からなる外スリーブと、を含んで構成されており、それによって、流体を高圧で注入した際、前記外スリーブが流体注入用穴の内面に押し付けられて係止されると共に、当該外スリーブに対して前記内側部材が中央穴の開口部に向って軸方向にスライドすることにより前記外スリーブを円周方向外側に膨張させ前記外スリーブと流体注入用穴の内面とを緊密固定させることを特徴とする流体注入用の自動締付型プラグ。
IPC (3件):
E04G 23/02 ,  B05B 1/00 ,  B05C 5/00 101
FI (3件):
E04G 23/02 B ,  B05B 1/00 Z ,  B05C 5/00 101
Fターム (17件):
2E176AA01 ,  2E176BB17 ,  4F033AA01 ,  4F033BA03 ,  4F033CA04 ,  4F033DA01 ,  4F033EA01 ,  4F033FA03 ,  4F033LA12 ,  4F033NA01 ,  4F041AA08 ,  4F041AA17 ,  4F041AB02 ,  4F041CB17 ,  4F041CB44 ,  4F041CB48 ,  4F041CB53

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