特許
J-GLOBAL ID:200903023879928740

電磁誘導加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-144670
公開番号(公開出願番号):特開平5-343177
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 調理中に鍋を瞬間的に浮かせた場合、加熱動作が停止して鍋の温度が低下するのを抑制し、またナイフなど加熱したくない負荷を放置した場合には加熱して火傷などが起こらない電磁誘導加熱調理器とすることを目的とする。【構成】 小物検知回路38と、駆動禁止保持手段30と、第1のタイマー32と、第2のタイマー34と、積算時間としてT1あるいはT2を設定する積算時間設定手段35と、禁止解除手段37を設けることにより、ナイフなどの小物負荷ではT0時間加熱動作をし、T1時間停止する間欠動作を繰り返し、間欠動作を開始後所定時間経過すると停止期間がT1時間より長いT2時間に自動的に移行する構成とし、ナイフなど小物負荷が高温になる恐れがなく、また調理中に短時間鍋を瞬間的に浮かしても温度低下の少ない調理性能の良い電磁誘導加熱調理器が得られる。
請求項(抜粋):
加熱コイルと共振コンデンサと前記加熱コイルと前記共振コンデンサで形成される共振回路を励起する半導体スイッチング素子と前記半導体スイッチング素子の導通時間を制御する制御回路を含み低周波交流を高周波電流に変換して前記加熱コイルに供給する周波数変換装置と、前記周波数変換装置の電圧あるいは電流を検知して前記周波数変換装置の動作状態を検知し特定の動作状態に対応して信号を出力する動作状態検知手段と、前記動作状態検知手段の出力信号に応じて前記半導体スイッチング素子の駆動を禁止しその禁止状態を保持する禁止信号を出力する駆動禁止保持手段と、前記動作状態検知手段の出力信号に応じて時間の積算を開始し積算された時間が所定の値に達するとタイムアップ信号を出力する第1のタイマーと、第1の積算時間を設定し前記第1のタイマーが前記タイムアップ信号を出力後前記第1の積算時間より長い第2の積算時間に積算時間の設定を変更する積算時間設定手段と、前記動作状態検知手段の出力信号に応じて時間の積算を開始し前記積算時間設定手段で設定された前記積算時間に到達するとタイムアップ信号を出力する第2のタイマーと、前記第2のタイマーの出力する前記タイムアップ信号に応じて前記制御回路に前記半導体スイッチング素子の駆動の禁止を解除する禁止解除手段を備えた電磁誘導加熱調理器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-197070
  • 特開平2-268709

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