特許
J-GLOBAL ID:200903023880379602
重金属類含有水の処理方法及び重金属類含有水の処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-253812
公開番号(公開出願番号):特開2006-122892
出願日: 2005年09月01日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】 還元性鉄化合物を用い、セレン等の重金属類を除去する重金属類含有水の処理において、緻密なpH値コントロールを行うことにより、重金属類を還元除去する重金属類含有水の処理方法及び重金属類含有水の処理装置を提供する。【解決手段】 重金属類含有水に含まれる重金属類を当該重金属類含有水に添加された還元性鉄化合物によって還元することにより形成される澱物を、少なくとも一部返送汚泥として再供給すると共に、上記重金属類含有水中から除去する重金属類含有水の処理装置であって、上記再供給される返送汚泥のpH値を調整する薬剤添加槽(1)と、当該薬剤添加槽の後段に、順次重金属類含有水を供給するように直列的に設けられた上記重金属類を還元する3槽以上の反応槽(2)とを有し、当該薬剤添加槽及び3段目の反応槽に、アルカリ性剤を添加するアルカリ添加装置(23、24)を設けてなる重金属類含有水の処理装置とした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
重金属類含有水に含まれる重金属類を、当該重金属類含有水に添加された還元性鉄化合物によって還元することにより澱物を形成する澱物形成工程と、
上記澱物のうち少なくとも一部を、返送汚泥として当該澱物形成工程に再供給する返送汚泥工程とを有し、上記重金属類含有水中から重金属類を除去する重金属類含有水の処理方法であって
上記返送汚泥工程において、第1のアルカリ性剤を添加して、上記澱物のpH値が11〜13になるように調整し、
その後、上記澱物形成工程において、当該返送汚泥が再供給された重金属類含有水のpH値が8.5〜11になった段階において、第2のアルカリ性剤を添加してpH値を8.5〜11の範囲内に保持したことを特徴とする重金属類含有水の処理方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (17件):
4D050AA01
, 4D050AA06
, 4D050AA13
, 4D050AA15
, 4D050AB54
, 4D050AB56
, 4D050AB57
, 4D050AB58
, 4D050AB59
, 4D050AB60
, 4D050AB63
, 4D050AB64
, 4D050BA10
, 4D050BD06
, 4D050BD08
, 4D050CA13
, 4D050CA16
引用特許:
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