特許
J-GLOBAL ID:200903023882112000

内燃機関のガス流を冷却する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 徹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-518800
公開番号(公開出願番号):特表2009-543994
出願日: 2007年07月13日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
内燃機関(50)のガス流(60)を冷却する装置であって、 第1の壁部分(1a)と第2の壁部分(1b)を備えたハウジング(1); 冷却すべきガス、特に内燃機関の排ガスおよび/または過給空気のための供給部(3)と導出部(4); 特に液状の冷却剤のための供給部(18)と導出部(16); ガスと冷却剤の間で熱伝達するための交換器手段(5); を有し、 第1の壁部分(1a)が、冷却剤とガス流の間に配置されており、かつ 第2の壁部分(1b)が、冷却剤と周囲、特に雰囲気の間に配置されており; 第1の壁部分(1a)と第2の壁部分(1b)が、材料を統一して一体的に形成されていることを特徴とする内燃機関のガス流を冷却する装置。 ハウジング(1)の第1と第2の壁部分(1a、1b)が、特にアルミニウムベースの、軽金属からなることを特徴とする請求項1に記載の装置。 第1と第2の壁部分(1a、1b)を有するハウジング部分(1)が、鋳造部品、特にダイカスト部品として形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。 ハウジング部分(1)が、第1の離型側と第2の離型側を有しており、その場合に第1の離型側が冷却剤を案内するため、第2の離型側がガスを案内するために形成されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。 第1と第2の壁部分(1a、1b)を有するハウジング部分(1)が、押出し成形部品として形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。 ハウジング(1)の第1と第2の壁部分(1a、1b)が、特に錆びない鋼からなる、薄板成形部品から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 薄板成形部品が、深絞り部品であることを特徴とする請求項6に記載の装置。 ハウジング(1)が、壁部分と一体的に形成されていない、少なくとも1つのカバー部分(2、10)を有していることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。 カバー部分(2、10)に、冷却剤および/またはガスを密閉するためのシール手段が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の装置。 カバー部分(2、10)が、他のハウジング(1)と密閉して半田付けされていることを特徴とする請求項8に記載の装置。 2つのうちの少なくとも1つ、冷却剤の供給部(18)または導出部(16)が、カバー部分(2、10)に配置されていることを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の装置。 カバー部分(2、10)内に、冷却剤を案内するための通路(12、13、14、19)が配置されていることを特徴とする請求項8から11のいずれか1項に記載の装置。 カバー部分(2、10)が、少なくとも2つの重ねて配置されたプレート状の部材(2a、2b、2c)を有しており、その場合に通路(12、13、14、19)が、プレート状の部材の少なくとも1つ(2b)内の凹部によって形成されていることを特徴とする請求項12に記載の装置。 カバー部分(2)が、通路(12、13、14、19)を他のハウジング(1)と接続するためのオーバーフロー開口部(20)を有していることを特徴とする請求項12または13のいずれか1項に記載の装置。 交換器手段(5)が、カバー部分(2)と結合されたモジュールとして形成されていることを特徴とする請求項8から14のいずれか1項に記載の装置。 交換器手段(5)が、ディスク(5c)のスタックとして形成されており、その場合に特にスタックが、冷却剤によって貫流可能であり、かつその回りをガスが流れることができることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の容器。 交換器手段(5)に、多数の冷却フィン(29)が形成されていることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の装置。 交換器手段(5)が、鋳造部品、特にダイカスト部品、として形成されていることを特徴とする請求項17に記載の装置。 交換器手段(5)が、押出し成形部品として形成されていることを特徴とする請求項17に記載の装置。 交換器手段(5)が、パイプ束を有していることを特徴とする請求項1から19のいずれか1項に記載の装置。 交換器手段(5)が、ハウジング内に配置されたモジュールとして形成されていることを特徴とする請求項1から20のいずれか1項に記載の装置。 交換器手段が、第1と第2の壁部分(1a、1b)と、材料を統一して一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から20のいずれか1項に記載の装置。 交換器手段が、第1の壁部分と材料を統一して一体的に形成されている、ガスがその回りを流れることができる、多数の冷却フィン(29)を有していることを特徴とする請求項22に記載の装置。 Uフロークーラーとして形成されている、請求項1から23のいずれか1項に記載の装置。 Iフロークーラーとして形成されている、請求項1から23のいずれか1項に記載の装置。 バイパス通路(34)を特徴とする請求項25に記載の装置。 ハウジング(1)内に、ガス流を調節可能に方向変換させるための弁部材(21)が配置されていることを特徴とする請求項1から26のいずれか1項に記載の装置。 ハウジング(1)内に、ガス流の全大きさを調節可能に制御するための弁部材(21)が配置されていることを特徴とする請求項1から27のいずれか1項に記載の装置。 弁部材(21)を介して、さらに、交換器手段またはバイパスルートを通るガス流の方向変換が調節可能であることを特徴とする請求項28に記載の装置。 第1の壁部分(1a)および/または第2の壁部分(1b)が、冷却される壁部分であることを特徴とする請求項1から29のいずれか1項に記載の装置。 第1の壁部分(1a)が、特に完全に、ハウジング内部に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1から30のいずれか1項に記載の装置。 第2の壁部分(1b)が、実際に完全に、特に冷却すべきガスの供給部(3)と導出部(4)の領域まで完全に、ハウジング部分および/またはハウジング(1)のハウジング外壁を形成していることを特徴とする請求項1から31のいずれか1項に記載の装置。 第2の壁部分(1b)が、第1の部分領域内でのみ、特に冷却すべきガスの供給部(3)と導出部(4)の領域までの第1の部分領域内でのみ、ハウジング部分および/またはハウジング(1)のハウジング外壁を形成していることを特徴とする請求項1から31のいずれか1項に記載の装置。 第1の部分領域が、実質的にハウジング部分および/またはハウジング(1)の、比較的熱い、特に冷却されないガスと接触する領域に限定されており、特にハウジング部分および/またはハウジング(1)の入口領域および/またはバイパス領域に限定されていることを特徴とする請求項1から33のいずれか1項に記載の装置。 第2の壁部分(1b)の一部が、ハウジング内部に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1から34のいずれか1項に記載の装置。 ハウジング(1)が、他の第3の壁部分(1e)を有していることを特徴とする請求項1から35のいずれか1項に記載の装置。 第1の壁部分(1a)と第2の壁部分(1b)および第3の壁部分(1e)が、材料を統一して一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から36のいずれか1項に記載の装置。 第3の壁部分(1e)が、冷却されていないことを特徴とする請求項1から37のいずれか1項に記載の装置。 第3の壁部分(1e)が、他の第2の部分領域内で、ハウジング部分および/またはハウジング(1)のハウジング外壁を形成していることを特徴とする請求項1から38のいずれか1項に記載の装置。 第2の部分領域が、実質的にハウジング部分および/またはハウジング(1)の、比較的冷たいガス、特に冷却されないガスおよび/または部分冷却されるガスと接触する領域に限定されており、特にハウジング部分および/またはハウジング(1)の、交換器手段(5)に隣接する領域および/または方向変換領域(7)に限定されていることを特徴とする請求項1から39のいずれか1項に記載の装置。 第2の壁部分(1b)と第3の壁部分(1e)が、一緒になって実際に完全に、特に冷却すべきガスの供給部(3)と導出部(4)の領域まで完全に、ハウジング部分および/またはハウジング(1)のハウジング壁を形成していることを特徴とする請求項1から40のいずれか1項に記載の装置。 第3の壁部分(1e)の一部が、ハウジング内部に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1から41のいずれか1項に記載の装置。 第3の壁部分(1e)が、第2の壁部分(1b)よりも肉薄に、特に第1の壁部分(1a)の壁厚にほぼ相当する壁厚で、形成されていることを特徴とする請求項1から42のいずれか1項に記載の装置。 ハウジング(1)が、内燃機関(50)の吸気モジュール(40)の一部であることを特徴とする請求項1から43のいずれか1項に記載の装置。 排ガス還流、コンプレッサを有し、かつ排ガス熱交換器、特に排ガスクーラーの形式の、請求項1から44のいずれか1項に記載の装置を特徴とする、内燃機関のための排ガス還流システム。 過給空気吸引、エアフィルタ、コンプレッサを有し、かつ、過給空気熱交換器、特に過給空気クーラーの形式の、請求項1から44のいずれか1項に記載の装置を特徴とする、内燃機関のための過給空気供給システム。 自動車の内燃機関用の排ガス還流システム内で排ガスを直接または間接的に冷却するための排ガスクーラーとしての、請求項1から44のずれか1項に記載の装置の使用。 自動車の室内を加熱するための補助ヒーターとしての、請求項1から44のいずれか1項に記載の装置、特に排ガスクーラーの使用。 自動車の内燃機関用の過給空気供給システム内で過給空気を直接または間接的に冷却するための過給空気クーラーとしての、請求項1から44のいずれか1項に記載の装置の使用。 特に蒸発可能な媒体として設計された冷却剤を案内するための、蒸発器としての、請求項1から44のいずれか1項に記載の装置の使用。 特に凝縮可能な媒体として設計されたガス流を案内するための、凝縮器としての、請求項1から44のいずれか1項に記載の装置の使用。 特にエンジンオイルおよび/またはトランスミッションオイルを冷却するための、オイルクーラーとしての、請求項1から44のいずれか1項に記載の装置の使用。 自動車の空調設備の冷凍剤循環内の、冷凍剤クーラーまたは冷凍剤凝縮器としての、請求項1から44のいずれか1項に記載の装置の使用。
請求項(抜粋):
内燃機関(50)のガス流(60)を冷却する装置であって、 第1の壁部分(1a)と第2の壁部分(1b)を備えたハウジング(1); 冷却すべきガス、特に内燃機関の排ガスおよび/または過給空気のための供給部(3)と導出部(4); 特に液状の冷却剤のための供給部(18)と導出部(16); ガスと冷却剤の間で熱伝達するための交換器手段(5); を有し、 第1の壁部分(1a)が、冷却剤とガス流の間に配置されており、かつ 第2の壁部分(1b)が、冷却剤と周囲、特に雰囲気の間に配置されており; 第1の壁部分(1a)と第2の壁部分(1b)が、材料を統一して一体的に形成されていることを特徴とする内燃機関のガス流を冷却する装置。
IPC (5件):
F28D 9/02 ,  F28F 9/00 ,  F02B 29/04 ,  F02M 25/07 ,  F28D 7/10
FI (6件):
F28D9/02 ,  F28F9/00 331 ,  F02B29/04 G ,  F02M25/07 580E ,  F28D7/10 A ,  F02B29/04 A
Fターム (13件):
3G062ED08 ,  3L065BA25 ,  3L103AA01 ,  3L103BB17 ,  3L103CC02 ,  3L103CC27 ,  3L103DD10 ,  3L103DD15 ,  3L103DD33 ,  3L103DD38 ,  3L103DD52 ,  3L103DD55 ,  3L103DD62

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