特許
J-GLOBAL ID:200903023895858507

中空糸膜モジュール及びそれを用いた分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331871
公開番号(公開出願番号):特開平5-161831
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 多数の中空糸膜1を束状に引き揃えてなる中空糸束2の両端を盤状のポッティング材3A,3Bで、中空糸束2の一端側において、中空糸膜1の先端がポッティング材3Aの端面に露出して開口するように、他端側において、中空糸膜1の先端がポッティング材3B中に埋没して封止されるように接着固定した中空糸膜モジュールにおいて、中空糸膜モジュール内部の流体の滞留又は偏流を防止する。【構成】 他端側のポッティング材3Bの中空糸束2の内部側の領域において盤厚み方向に貫通する開口3aを設ける。中空糸束2には、両端のポッティング材3A,3B同志の間の部分に、該開口3aに臨む空間部7を、中空糸束2の長手方向に延設する。開口3aを流体の導入口又は抜き出し口として分離を行なうことにより、中空糸束2外周表面での中空糸束半径方向の流体線速度が0.025cm/sec以上の流体流量を得る。【効果】 流体の滞留又は偏流が防止され、分離性能が著しく高められる。
請求項(抜粋):
多数の中空糸膜を束状に引き揃えてなる中空糸束の両端を盤状のポッティング材で接着固定してなり、該中空糸束の一端側において、各中空糸膜の先端はポッティング材の端面に露出して開口しており、該中空糸束の他端側において、各中空糸膜の先端はポッティング材中に埋没して封止されている中空糸膜モジュールにおいて、該他端側のポッティング材は、中空糸束の内部側の領域において盤厚み方向に貫通する開口が設けられており、かつ、該中空糸束には、両端のポッティング材同志の間の部分に、該開口に臨む空間部が、中空糸束長手方向に延設されていることを特徴とする中空糸膜モジュール。
IPC (4件):
B01D 63/02 ,  B01D 61/00 ,  B01D 61/36 ,  B01D 63/00 500
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-103520

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