特許
J-GLOBAL ID:200903023902343771

通信網における高能率符号化機能を有する伝送装置の制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146012
公開番号(公開出願番号):特開平10-322456
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】伝送される音響信号の品質の劣化を回避し、かつ、効率的に、その転送を可能とする通信網における高能率符号化機能を有する伝送装置の制御方式を提供する。【解決手段】通話路とは異なる通信路を介して呼制御の信号を送受するアウトバンド信号方式を用いて、前位の交換機から、前位の伝送装置で使用された高能率音声符号化機能に関する情報が通知され、これを基に、その交換機及び後位の交換機に収容された後位の伝送装置では伝送される音響信号の転送に使用される高能率音声符号化機能の復号・符号の処理を回避するか、または、その伝送装置の使用を回避することを特徴とする構成を有している。
請求項(抜粋):
音響信号の高能率符号化復号化を行う符復号化部を有する伝送装置を介する第一の伝送路と該伝送装置を介しない第二の伝送路とが所定数の交換機の各々に接続された通信網において、前記所定数の交換機の一つから符号化音響信号の転送を開始又は終端する時点に、使用する前記高能率符号化方式の種別と該高能率符号化方式の符号化又は復号化を行ったことを示す識別子が、該転送を開始又は終端する交換機から該通話網の後位の交換機まで透過的に伝達される前記符号化音響信号の処理情報として、呼の開始を示す呼制御の信号に含めて送出され、前記符号化音響信号が前記転送の過程で経由する該通話網内の各交換機では、伝達された前記処理情報に基づいて、前記高能率符号化方式の多段の符号化と復号化による前記音響信号の品質の劣化を回避し且つ効率的な音響信号の転送を行うように、前記伝送装置を介する前記第一の伝送路かまたは前記伝送装置を介しない前記第二の伝送路を出方路として選択することを特徴とする通信網における高能率符号化機能を有する伝送装置の制御方式。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-090650
  • 特開平4-354248
  • 特開平3-270424

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