特許
J-GLOBAL ID:200903023902592666

タンタル固体電解コンデンサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-262453
公開番号(公開出願番号):特開平7-122464
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】導電性高分子化合物を固体電解質とするタンタル固体電解コンデンサであって、長期間電圧を印加したときの漏れ電流の増大に起因する故障発生の少ない、信頼性に優れた固体電解コンデンサを提供する。【構成】導電性高分子化合物3が、焼結体(タンタル1)表面を形づくる細孔内に酸素供給源としての空洞7を残して誘電体酸化皮膜2を覆う構造とする。酸化皮膜2に欠陥5が生じ漏れ電流が流れると、空洞7からの酸素が導電性高分子化合物3を絶縁物8に変え、電流を遮断する。細孔内の導電性高分子化合物の充填率が70%以下であると、特に効果が顕著である。空洞7は、導電性高分子化合物の形成に化学酸化重合を用い、この化学酸化重合を繰り返し実施することにより、所望の充填率で形成される。
請求項(抜粋):
タンタル粉末の焼結体と、前記焼結体表面に形成された誘電体酸化皮膜と、固体電解質として前記誘電体酸化皮膜を覆う導電性高分子化合物とを含むタンタル固体電解コンデンサにおいて、前記導電性高分子化合物が、前記焼結体表面を形づくる細孔内に空洞を残して前記誘電体酸化皮膜を覆う構造であることを特徴とするタンタル固体電解コンデンサ。
IPC (2件):
H01G 9/052 ,  H01G 9/028
FI (3件):
H01G 9/05 K ,  H01G 9/02 331 E ,  H01G 9/02 331 F

前のページに戻る