特許
J-GLOBAL ID:200903023904261411

車両用エアバッグカバー及びその成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-141433
公開番号(公開出願番号):特開平10-071907
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 エアバッグ膨出時にエアバッグカバーのヒンジ部が安定して開成され、更にコア層の低温域での脆化が防止できる車両用エアバッグカバー及びその成形方法を提供する。【解決手段】 エアバッグカバー20は、コア層23の背面側のリッド26の周縁外でヒンジ部23Aに沿ってリブ23eが成形され、前記ヒンジ部23A又は開裂部23aの少なくとも一方に貫通孔23bが形成され、前記リブ23e及び前記リッド26背面のそれぞれの少なくとも一部を覆う補強層24aが前記貫通孔23bを介して表皮層24と一体に融着形成されている。また、ラミネートシート24Bと補強層24aとの間に硬質樹脂を射出してカバー本体21を成形し、成形型51Aの一方の型に、リッド26の画成位置に対応して開裂部成形片51cを設け、前記カバー本体21に前記開裂部成形片51cを押圧させて開裂部23aを形成する。
請求項(抜粋):
エアバッグ装置本体の膨出口に対面して位置する硬質樹脂製のコア層と、その表面を覆う軟質樹脂製の表皮層とを一体に成形したカバー本体に、前記エアバッグ装置本体の作動により膨出するエアバッグの膨出圧によって開裂される開裂部及び該開裂部の両端間に形成されるヒンジ部によりリッドが画成される車両用エアバッグカバーにおいて、前記コア層の背面側の前記リッドの周縁外で前記ヒンジ部に沿ってリブが形成され、前記コア層の前記ヒンジ部又は前記開裂部の少なくとも一方に貫通孔が形成され、前記リブ及び前記リッド背面のそれぞれの少なくとも一部又は全部を覆う補強層が前記貫通孔を介して前記表皮層と一体に融着形成されたことを特徴とする車両用エアバッグカバー。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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