特許

J-GLOBAL ID：200903023906418350

溶融成形可能なセルロースエステル組成物

発明者： 梅本 浩一 ,  鈴木 晋介 ,  今西 慎一郎
出願人/特許権者： ダイセル化学工業株式会社
代理人 (1件)： 鍬田 充生
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-376682
公開番号（公開出願番号）：特開2006-213916
出願日： 2005年12月27日
公開日（公表日）： 2006年08月17日
要約：

【課題】溶融成形可能であって、可塑剤のブリードアウトがなく、変形に対する安定性(又は寸法安定性)に優れたセルロースエステル組成物及びその成形体を提供する。【解決手段】前記組成物を構成する可塑剤を、(i)ラクチド類、(ii)ラクチド類又はα-ヒドロキシ酸類の多量体であって、重量平均分子量950以下の多量体、および(iii)ラクチド類又はα-ヒドロキシ酸類の多量体の誘導体であって、重量平均分子量950以下の誘導体から選択された少なくとも1種とする。前記セルロースエステル類と可塑剤との重量比は、前者/後者=99/1〜50/50程度であってもよい。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

セルロースエステル類と、このセルロースエステル類に対する可塑剤とで構成された組成物であって、前記可塑剤が、(i)ラクチド類、(ii)ラクチド類又はα-ヒドロキシ酸類の多量体であって、重量平均分子量950以下の多量体、および(iii)ラクチド類又はα-ヒドロキシ酸類の多量体の誘導体であって、重量平均分子量950以下の誘導体から選択された少なくとも1種である熱可塑性セルロースエステル組成物。

IPC (2件)：

C08L 1/10 ,  C08L 67/04

FI (2件)：

C08L1/10 ,  C08L67/04

Fターム (6件)：

4J002AB02W ,  4J002BN01W ,  4J002CF19X ,  4J002FD02X ,  4J002GG01 ,  4J002GG02

引用特許：

出願人引用 (3件)

• ラクタイド系グラフト共重合体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-073463   出願人：大日本インキ化学工業株式会社
• 熱可塑化セルロースエステル組成物およびそれからなる繊維
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-273348   出願人：東レ株式会社
• 特許第3290496号公報