特許
J-GLOBAL ID:200903023906689419

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-197605
公開番号(公開出願番号):特開平11-034901
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 同じ操舵状態であっても、その車速及び舵角速度によって、ハンドル戻し制御及びハンドル収斂性制御の何れか好適な制御を行うことができ、ハンドルを速やかに中立位置に戻すことができる電動パワーステアリング装置の提供。【解決手段】 操舵トルクに基づき操舵力補助用モータの電流の目標値を決定し、モータ電流が目標値になるように、モータをPWM制御により回転駆動する電動パワーステアリング装置。車速が第1車速30km/hより低い第3車速20km/hより低く、舵輪を舵角中点へ戻す制御が可能な状態から、車速が第3車速20km/hと第1車速30km/hとの間になったときは、引き続きその制御が可能な状態に維持する手段と、車速が第1車速30km/hより高く、舵角速度が第1舵角速度60°/sより高く、舵輪を舵角中点へ戻す制御が不能な状態から、車速が第1車速30km/hと第3車速20km/hとの間になったときは、引き続きその制御が不能な状態に維持する手段とを備えている。
請求項(抜粋):
操舵トルクの検出値に基づいて操舵力補助用モータのモータ電流の目標値を決定し、該モータ電流が該目標値になるように、前記モータをPWM制御により回転駆動する手段と、舵角速度を検出する舵角速度検出手段と、車速を検出する車速センサとを備え、操舵トルクの検出値が所定範囲内にあり、前記車速センサが検出した車速が第1車速より高く、前記舵角速度検出手段が検出した舵角速度が第1舵角速度より高いときに、前記モータを制動し、前記車速が第1車速より低いとき及び前記車速が、第1車速と第1車速より高い第2車速との間にあり、前記舵角速度が第1舵角速度より低いときに、前記モータを駆動して舵輪を舵角中点へ戻す制御が可能となる電動パワーステアリング装置において、前記車速が第1車速より低い第3車速より低く、前記舵輪を舵角中点へ戻す制御が可能な状態から、前記車速が第3車速と第1車速との間になったときは、引き続き前記制御が可能な状態に維持する手段と、前記車速が第1車速より高く、前記舵角速度が第1舵角速度より高く、前記制御が不能な状態から、前記車速が第1車速と第3車速との間になったときは、引き続き前記制御が不能な状態に維持する手段とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (6件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D117:00 ,  B62D119:00
FI (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04

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