特許
J-GLOBAL ID:200903023908590479

非線形信号受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-103978
公開番号(公開出願番号):特開平11-353815
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 タイミングジッタとバイアスの低減が図れかつ柔軟であり、しかも、ハングアップ現象を生じない非線形信号受信機を提供する。【解決手段】 サンプリングタイミング位相に応じて入力信号をサンプリングし、デジタル信号に変換するA/D変換部100と、2N+1個のタップPnを具備し、各タップは未来ν個及び過去τ個のデータトランジッション絶対値の各パターンに応じて選択されたタップ値とデータトランジッション値よりサンプリング信号に対するチャンネル特性を推定するモデリング部106と、タップP0を中心に互いに対称的な位置にあるタップの値の差分を位相傾斜とするとき、位相傾斜よりA/D変換部100のサンプリングタイミング位相を調節するタイミング復旧部108と、A/D変換部100の出力値の劣化された特性を補償する等化部102と、等化部102の出力をデジタル値に変換して元の信号を検出する検出部104とを備える非線形信号受信機とする。
請求項(抜粋):
2進データ列を伝送チャンネルを介して受信または貯蔵機器に書き込まれたデータを再生した入力信号r(t)より、元のデータakを検出する非線形信号受信機において、サンプリングタイミング位相に応じて前記入力信号をサンプリングし、デジタル信号rkに変換するアナログ-デジタル変換部と、2N+1個のタップPn(n=-N,...,0,...,N)を具備し、各タップは未来ν個及び過去τ個のデータトランジッション絶対値の各パターンbk-n+ν:k-n+1、bk-n-1:k-n-τに応じて(2の(τ+ν)乗)個の内のいずれか一つのタップ値を選択し、前記選択されたタップ値とデータトランジッション値xk-nより前記サンプリング信号に対するチャンネル特性を推定するモデリング部と、前記xk-n=(ak-n-ak-n-1)/2∈{-1,0,1}で、bk-n=|xk-n|∈{0,1}であり、前記bk-n-1:k-n-τ=(bk-n-1 bk-n-2...bk-n-τ)、前記bk-n+ν:k-n+1=(bk-n+νbk-n+ν-1...bk-n+1)で、n=-N,...,0,...,Nであり、前記モデリング部のタップの内P0を中心に互いに対称的な位置にあるタップの値の差分を位相傾斜とするとき、前記位相傾斜より前記アナログ-デジタル変換部のサンプリングタイミング位相を調節するタイミング復旧部と、前記アナログ-デジタル変換部の出力値の劣化された特性を補償する等化部と、前記等化部の出力をデジタル値に変換して元の信号を検出する検出部と、を備えることを特徴とする非線形信号受信機。
IPC (3件):
G11B 20/14 351 ,  G11B 20/10 321 ,  H03M 1/12
FI (3件):
G11B 20/14 351 A ,  G11B 20/10 321 A ,  H03M 1/12 A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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