特許

J-GLOBAL ID：200903023911583939

金属薄板内部欠陥の2次元画像表示方法および装置

発明者： 高田 一 ,  市川 文彦
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 小林 英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-207533
公開番号（公開出願番号）：特開平7-055773
出願日： 1993年08月23日
公開日（公表日）： 1995年03月03日
要約：

【要約】【目的】 金属薄板内部欠陥の2次元画像表示方法および装置を提供する。【構成】 タイヤ型超音波探触子2を用いて板波超音波を金属薄板1の厚さ方向とこれに垂直な方向のつくる面内に送信し、かつ欠陥からの反射波を受信する工程と、該受信信号の振幅の程度によって表示輝度を変調し、受信時間の経過に応じて表示位置を1つの方向(X方向)に1次元的に変化させることにより、該受信信号の時間変化を輝度変調された線として表示器13に表示する工程と、板波超音波の探触子2の位置を金属薄板1に対して相対的に移動させることにより、板波超音波を送受信する部位を変化させ、この変化に応じて表示器における受信信号の表示位置をX方向と直交する方向(Y方向)に移動する工程とを組み合わせることにより、金属薄板内部欠陥の2次元画像を迅速に表示することを可能にする。

請求項（抜粋）：

超音波を用いた金属薄板の内部欠陥を検出する際の画像表示方法であって、板波超音波を金属薄板の厚さ方向とこれに垂直な方向のつくる面内に送信し、かつ欠陥からの反射波を受信する工程と、該受信信号の振幅の程度によって表示輝度を変調し、受信時間の経過に応じて表示位置を1つの方向(X方向)に1次元的に変化させることにより、該受信信号の時間変化を輝度変調された線として表示器に表示する工程と、板波超音波の送受信子の位置を金属薄板に対して相対的に移動させることにより、板波超音波を送受信する部位を変化させ、この変化に応じて表示器における受信信号の表示位置をX方向と直交する方向(Y方向)に移動する工程と、からなることを特徴とする金属薄板内部欠陥の2次元画像表示方法。