特許
J-GLOBAL ID:200903023912622687

回転部品又は輪列の振動を調整する手段を有する機械式時計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-347342
公開番号(公開出願番号):特開2007-178432
出願日: 2006年12月25日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】 時計の回転部分特にテンプの振動を調整すること。【解決手段】 本発明の時計によれば、テンプの軸受け一方がテンプ支持部材4内に配置される。この支持部材4は、第1部分16と第2部分18とを有する。第1部分16は、底部プレート14に可変に固定される。第2部分18は、調整ネジ部材34によるテンプ支持部材4を変形させる手段を有する。調整ネジ部材34の一端が、底部プレートに配置される。この調整ネジ部材34を回転することにより、第2部分と底部プレートの間の距離を変化させる。プレート10の中央部分20の両側に機械的強度が弱い領域22,24が形成される。調整ネジ部材34を動かすことにより、機械的強度が弱い領域22,24のみを変形させ、変形を局部的にする。プレート10が変形すると、軸受けが配置された中央部分20は、底部プレートに対し動き、回転部分の振動を調整する。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
回転部品(6)を有する機械式時計において、 前記回転部品(6)は、真を有し、 前記真の一端は、回転部品支持部材(4,4A,4B,64)が具備する第1軸受け内で回転し、他端は、底部プレート(14)に配置される第2軸受け内で回転し、 前記機械式時計は、前記回転部品の振動を調整する振動調整手段を有し、 前記振動調整手段は、固定手段(30)と支持部材変形手段(34,94)とで形成され、 前記固定手段(30)は、前記回転部品支持部材の第1部分(16,18)を、底部プレート対し一定位置となるよう、底部プレートに固定し、 前記支持部材変形手段(34,94)は、前記回転部品支持部材の第2部分(18,18B,82)と底部プレートとの間の相対位置を、前記回転部品支持部材を変形させることにより、変えるよう配置され、 前記回転部品支持部材の第1部分と第2部分は、前記支持部材変形手段を動かすことにより、前記第1軸受けと第2軸受けの間の距離を変化させるよう、具備され、 前記機械式時計は、前記回転部品支持部材の第1部分と第2部分との間に、少なくとも1個の機械的強度が弱い領域(22,24,84)を有し、 前記機械的強度が弱い領域は、前記第1軸受けが配置される領域外に配置され、第1部分と第2部分の間に、局部的変形領域又は柔軟な折り曲がり領域を形成する ことを特徴とする機械式時計。
IPC (2件):
G04B 18/02 ,  G04B 17/28
FI (2件):
G04B18/02 C ,  G04B17/28
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • スイス特許第 368 752 号明細書
  • フランス特許第 1 545 748 号明細書
  • スイス特許第 503 308 号明細書
全件表示
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-003772
  • 特公昭44-015927

前のページに戻る