特許
J-GLOBAL ID:200903023913205745

モータ駆動電気錠のデッドボルト制御機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 岳雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-353929
公開番号(公開出願番号):特開平7-197708
出願日: 1993年12月30日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で作動が確実であり、しかもマイクロモータ駆動の電気錠としても、シリンダ錠の合鍵による手動施解錠操作もできる本締り電気錠を提供する。【構成】 減速機を介してマイクロモータ7に連結された差動歯車装置14の遊星歯車13を、遊星歯車13が遊動できる間隔を保って施錠用受け歯車15及び解錠用受け歯車16で挟むようにし、マイクロモータ7の回転方向の変換によりスイングアーム12を揺動させて施錠或いは解錠操作の変換を行う。デッドボルト2を出し入れするデッドカム6を歯車列を介してマイクロモータ7で駆動するようにし、施解錠操作完了時、施錠用受け歯車及び解錠用受け歯車に形成された突放し歯21により、スイングアーム12を押動してマイクロモータ7からの回転力を断つ。
請求項(抜粋):
錠箱の側板に回動可能に支承され、デッドボルトと係合してこれを錠箱のフロント板から出没させる作動アームを形成すると共に、シリンダ錠の内筒に連結されたデッドカムと、このデッドカムに同軸且つ一体に結合されたセクターギアと、施、解錠時、施、解錠信号に応じて施錠方向、或いは反対方向の解錠方向に回転するマイクロモータと、このマイクロモータの出力軸に減速機を介して連結された差動歯車装置と、この差動歯車装置の遊星歯車の移動軌跡に沿い、遊星歯車を挟むような位置関係で、且つ遊星歯車が遊動できる間隔を保って配設された施錠用受け歯車及び解錠用受け歯車と、施錠用受け歯車とセクターギアとを連結する施錠用従動歯車列と、解錠用受け歯車とセクターギアとを連結する解錠用従動歯車列とを有し、上記施錠用受け歯車及び解錠用受け歯車のモジュール及び歯数を、これらの歯車の1回転以内でデッドボルトの施錠、及び解錠操作ができるように設定すると共に、施錠用受け歯車及び解錠用受け歯車の少なくとも1個の歯の歯幅を他のものより大きく設定して突放し歯を形成し、施錠或いは解錠操作の完了時、この突放し歯が差動歯車装置のスイングアームを半径方向に押動して歯車列を分断するようにしたことを特徴とするモータ駆動電気錠のデッドボルト制御機構。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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