特許
J-GLOBAL ID:200903023917718518

暗号通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-221928
公開番号(公開出願番号):特開平9-069830
出願日: 1995年08月30日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【目的】互いに異なる暗号を使用する端末間で暗号通信を行う際の暗号変換処理を、安全に行うことが可能な暗号通信システムを提供する。【構成】暗号アルゴリズムC1を使用するLAN-Aに接続された端末10A-1は、暗号アルゴリズムC2を使用するLAN-Bに接続された端末10B-1にデータを送信する場合に、送信すべきデータから意味判別困難な2個のデータを生成し、生成した2個のデータを、C1を使用して暗号化した後、2個の暗号プロトコル変換サーバ1,2に振り分けて送信する。暗号プロトコル変換サーバ1,2は、各々分担して、端末10A-1から送信されたデータを、C1を使用して復号化した後、C2を使用して再暗号化する暗号変換処理を行ってから、端末10B-1に送信する。端末10B-1は、暗号プロトコル変換サーバ1,2から各々送信された2個のデータから、元の送信データを復元する。
請求項(抜粋):
第1の暗号を使用する1個以上の第1種の端末と、上記第1の暗号とは異なる第2の暗号を使用する1個以上の第2種の端末と、上記第1の暗号および上記第2の暗号を使用するn(n≧2)個の暗号プロトコル変換サーバとが、1個以上のネットワークで接続された暗号通信システムであって、上記第1種の端末は、各々、上記第2種の端末のうちのいずれかの端末に送信すべきデータから、上記n個の暗号プロトコル変換サーバのうちのk(n≧k≧2)個の暗号プロトコル変換サーバに振り分けるべきk個のデータを生成する振り分け手段と、上記振り分け手段が生成したk個のデータを、上記第1の暗号で暗号化する暗号化手段と、上記暗号化手段が暗号化したk個のデータを、各々、送信元の端末および送信先の端末を示す端末情報を付加して、上記k個の暗号プロトコル変換サーバに送信する送信手段とを有し、上記n個の暗号プロトコル変換サーバは、各々、上記第1種の端末のうちのいずれかの端末から送信された1個のデータを、上記第1の暗号で復号化した後、上記第2の暗号で再暗号化する暗号変換手段と、上記暗号変換手段が再暗号化した1個のデータを、該データに付加されている端末情報が示す送信先の端末に送信する送信手段とを有し、上記第2種の端末は、各々、上記k個の暗号プロトコル変換サーバの各々から送信されたk個のデータを、上記第2の暗号で復号化する復号化手段と、上記復号化手段が復号化したk個のデータから、元のデータを復元する復元手段とを有することを特徴とする暗号通信システム。
IPC (2件):
H04L 9/14 ,  G09C 1/00 660
FI (2件):
H04L 9/00 641 ,  G09C 1/00 660 E
引用特許:
出願人引用 (7件)
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